佐久間レールパーク その1
(浜松市  2009/10)

1991年、中部天竜駅構内に開設された鉄道博物館。休日のみ開館という制約と非常に悪いアクセスでありながら鉄道ファンには有名な施設であった。2011年名古屋市にJR東海の鉄道博物館が開設されることになったため、新施設への車両移設などのため2009年11月1日を持って完全閉館されることになった。


6年前、小和田駅に行くために訪れたが、平日閉館を知らずに哀しい思いをした。そのまま完全閉館されると悔しいので再訪した。
住 所 浜松市天竜区佐久間町半場15-3
(050)3772-3910(JR東海テレフォンセンター)
入場料 中部天竜駅発着・通過の乗車券もしくは
中部天竜駅入場券(大人140円、小人70円)
駐車場 無料
開館時間 10:00〜16:00
休業日 土日祝のみ開館。
平成21年11月1日にて閉園
H P  閉園後は閉鎖予定

改札、ゲートを抜けてレールパークへ。11月1日の完全閉館に向けて専用のパネルも立てかけられていた。


パークに入ってすぐ目に入ってくる、いわばエースの3車両。左からキハ181、キハ48000、クハ111。
キハ181→「キ」(気動車)、「ハ」(普通車)、「1」(ディーゼルエンジン)、「8」(特急用)、「1」(個別)。
キハ48000→「キ」(気動車)、「ハ」(普通車)、「48000」(存じ上げない)。
クハ111→「ク」(制御車)、「ハ」(普通車)、1(直流)、1(近郊型)、1(設計順)。


有名なカラーリングだけど実はほとんど見たことないクハ111。誰も同意してくれないがアマゾンライダーチックなカラーリングだと思っている。いかが?

 
地味顔のキハ48000と派手顔のキハ111。

特急用気動車キハ181。
大阪〜名古屋〜長野を結ぶ特急「しなの」に投入された…が、電車図鑑で見たことあるだけでリアルタイムで見たことはない。

迫力のある前照灯は目(?)部分につかず、おでこに。おかげで太い眉毛の下は小さくつぶらな瞳になってしまった。

撮影用の台から奥の方を撮影。
開館直後の午前10時、アクセスしにくい地域ながら想像以上の人が集まっていた。

一部の家族連れを除いて序盤の客層は高級カメラ&レンズを持った成人男性。

見渡す限りカメラを構えた単独中年男群、おぞましく感じるが自分も一角を占めていることは重々承知している。

線路の終端を示す標識。
「線路の終端」、その哀しげな雰囲気は小さい頃から自分を魅了し続けていて、この日も狂ったように何枚も撮影。そんな自分を隣のおじさんが不思議そうな目で見てくる。一般人から見れば五十歩百歩なんだぞと心の中で毒づきながらシャッターを押し続ける。

わざわざJRの係員が案内してくれているのかと思ったが、よく見ると外注警備員だった。

やっぱりインパクトがある新幹線0系のお頭。

もう少し何とかなるんではないかと思えるほど短く切られた車体。

横から見るとチョロQ以上のデフォルメぶり。

運転席にも入ることができる。
かつての超特急も、運転席に時代を感じる。外観からすれば当然といえば当然なのだが視界はかなり狭かった。

静岡県観光スポットトップ次頁
観光トップ