熱海城 その5

こちらもレアな地下喫煙休憩コーナー。
正直ここで休憩する人がどれだけいるか不明だが、走りまわる太郎の世話に疲れた自分は至高の一服を味あわせてもらった。

地下の「浮世絵奇想画・戯画展」。
歌川国芳って江戸時代の画家が描いた戯画パネルが展示されている。


人物画などは非常に表情豊かで、この城に展示してあったどの絵画よりもここの絵が一番楽しめた。

かば焼きにされて殺された鯰同士の仇をうつために安政の大地震を起こしたとされる「鯰の仇討」。


上部には動機から地震まで、鯰の主張がつらつらと書かれている。

「梅干し顔」。
田中邦衛の「どうも、どうも」の根源はこの絵。

アイーン「にらめっこ」。

「糸が切れて飛んでいった凧を眺める」。
いかりや長介の「オイっす!」の縁戚。

「足がしびれた」。
いや、分かるよ、その気持ち。

芦屋雁之助の裸の大将の「僕は違うんだな、これが、エヘ、エヘ」チックな「けむりにむせる」。

有名な寄絵。
一部人間の関節に不自然さはあるけどね。

この後、1階に戻ると色々な体験コーナーがあった。写真を撮り忘れたが、ほら貝ふきや模擬刀、そしてなぜか卓球コーナーなど。グループで行けば、このあたりはそこそこ楽しめるようで、この日も男女問わずグループが楽しそうに戯れていた。
あと所持金の関係で断念したが写真館もあり、鎧や十二単などを着て撮影ができる。

予想より楽しむことができた。
さらば熱海城、次回来る時まで存続していることを祈る!

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