宇連廃村 その5 |
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お湯は少し熱めだった。
風呂に入るためとはいえ、廃墟で裸になると某露出系廃墟サイトと勘違いされそうだ。 |
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熱湯ながらも、ひとっ風呂浴びていい気分。
外に出てみると筆皇が更に上段の家屋発見。 |
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さっきまでいた家屋の裏側へ。
こちら側から見るとかなり崩壊が進んでいる。
風呂入ってる最中に崩壊しなくて良かった。廃墟の中で裸で圧死しているのを発見されたら家族が冷たい非難を浴びそうだ。 |
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上段家屋到着。
こちらもかなり崩壊してるが大きな家だった。
最初到着した時、ライチョウっぽい鳥の親子が二羽、走り去って行った。筆皇はライチョウだと言っていたが、ライチョウってもっと高い山にいると思うし、冬は白毛になるらしいから多分鳩だろう。 |
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苔蒸した鬼瓦。
「苔」っていうと風情があるが、「カビ」っていうと風情が無いのはなぜだろう。 |
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ぼっとん便所は建物の外にあった。
夜行くの怖かっただろうなと思う。 |
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さっきの家と負けず劣らずの崩壊ぶりだが、こっちの方が若干生活感が残っている。 |
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玄関脇の棚。
筆記体の落書きが気になるが、自分は筆記体が読めない。 |
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ぽっかり開いた床下の穴には自転車。
人為的に掘った穴らしいが何の穴か不明。 |
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コンサートのウェーブのように波打った屋根。
崩壊すると嫌なのでここでは風呂に入らないでおこう。 |
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サッポロ派だったらしい。 |
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落ちてた平凡パンチ。
エロ写真でも載ってないかとめくっていて発見した記事。
<<20代男性の必修科目 魅力学>>
なぜ20代の時にこの廃村を訪れなかったのかと畳をかきむしって激しく後悔する自分、37歳の冬。 |
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まだ20代の人の為にアップ。
「きみの”男性美”をきわだたせるためには、どうすればいいか。これは、パンチのきいた硬派の<チャーモロジー>だ。」
ジャケットの胸ポケットからハンケチをちょいと出してギターを弾く、どのあたりが硬派なのかよく分からないが。 |
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再度トイレへ。
心霊現象発見。カマドウマの大群よりは怖くないけどね。 |
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花子も驚愕の心霊現象。
大便好きな変態に見えるが違う。 |
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散策後、無事鳳来寺近くの宿へ。
元々温泉に入りに来たはずなのに、温泉じゃない宿に泊まってしまった。
やっぱり温泉宿は高い。 |
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