宇連廃村 その2

先程の家から先は轍が急に古くなり、道も苔蒸す。
トトロというより、もののけ姫調な風景。

1,2分歩いたところに神社発見。
突入しようとしたら、先程の家近くに車が停まり、男女3人が降りてきた。
旧住民のようだが少々若い。まぁ誰であれ、人見知りな中年37歳組なので逃げるように神社へ。

日本の心、苔蒸した碑。

小さな川を渡る橋の手前には鳥居。
ただし非常にタイニー。上の方はプラスチックのパイプみたいなもので作られていて一部壊れている。

一部というにはかなり壊れ過ぎているが。

多分、手水場。
注連縄も正月くらいに変えられたみたいで結構新しかった。

大木が門のようにそびえたつ本殿。
とりあえず筆皇は朱印をもらいに行ったが、すぐ「もらえなかった」と不満気な顔で戻って来た。


廃村の神社で朱印がもらえるということがいかに恐ろしいことか気付いていないようだ。

家屋や畑、そして神社は見つかったが、肝心の学校が見つからない。道は川を渡った向こうに伸びているが、さすがに崩壊寸前すぎて渡れない。


どうしようかと考えていると、先程の車から降りてきた男女ペアも橋のたもとで思案中。どうやら彼らも廃マニアらしい。人見知りながら一応挨拶だけして、橋を通らずに川向こうへ渡る。

橋を渡ったのはいいものの、道は道でもほとんど登山道。いくら年月が経っているとはいえ、こんな道を小学生が歩いたとは思えない。レポートを読んでは進み、進んでは読みを続けていると、先程の二人とは違うお兄さんが追い付いてきた。
話をしてみるとあちらもHEYANEKOさんのレポートを読んで学校を目指しているとのこと。さらにHEYANEKOさんにメールで場所まで聞いていたらしい。話し合った結果、この先には学校は無いと判断、自分達は段々畑方面を、3人さんは道を戻って探すということになった。


段々畑付近で探索したが、やはり道は見つからず。そもそも学校の近くには『宇連山荘』という建物があり、車も通れる道もあるらしい。となると別の道ということで、とりあえず先程の登山道方面に向かうことにし、3人さんの車に置手紙をしようと思ったら、山道で追いついた韋駄天兄さんが学校を見つけたと呼びに来てくれた。

結局途中の分岐点まで戻った。
学校はこの分岐を左に上がったとこらしい。

ゆっくりそうに見えて、坂道をぐんぐん登るロードランナー兄さん。
吐き気さえ覚えながら、死ぬ思いで追いかけたが間隔はどんどん開いて行く。

一番前に韋駄天兄さん、ちょっと前に筆皇、そして一番遅れた自分。
その位置関係と体力は見事に比例する。

カラフルな廃屋、まさかと思ったが、そのまさかの「宇連山荘」。

小屋の大きさは3畳ほど?。
持ち主の5名が一度に来たら間違い無く2人はテント泊だろう。


山荘という名でありながら、あまりの小ささに筆皇思わず最敬礼。

宇連山荘露天風呂はこちらです。

小屋から5mほど離れて自然を満喫しながら入浴できます。

宇連山荘のトイレはこちら。
独立した造りで小屋内に匂いがこもりません。

宇連山荘から道を挟んだ奥に小学校跡。先程の男女ペアが撮影中。

近づいて呼んでもらったお礼を言う。
よくよく話をしてみると、リンクしてもらっている「NATS」の屋敷サカヱさんと、梓さんのお二人だった。
そして呼びに来てくれた韋駄天兄さんもサイトの管理人さんとのこと。


現地で偶然に他サイトの管理人さんと会うのは初めてだったのでしばし感動。写真を撮るのも忘れてしばし話し込む。

NATS屋敷サカヱさんの手袋はギャバンやDAIGOがはめてるような高級本革指出し手袋(後で知ったが鹿本革!)、それに対し自分はワークマンで買った1ダース398円の軍手。


会話中、実はそれがずっと気になっていた。もちろん屋敷サカヱさん達には内緒だよ。

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