名古屋港(ガーデンふ頭)
(名古屋市港区港町  2008/8)

名古屋港水族館を中心とした観光スポット。入場料がいらない遊園地「シートレインランド」や帆船をモデルとしたビル「ポートビル」、商業施設の「ジェティ」などがあり、休日ともなれば家族やカップルで賑わう。かつてはポートビルなどの施設しかなく、寂れた雰囲気であったが、水族館が出来てからジワジワ人が増えてきた。
一時は東側にイタリア村がつくられ多くの人で賑わったが、リピーターを確保できないまま入場者は激減、さらには従業員への給与未払い、建造物の工事未払い、そして虚偽申請などにより平成20年に運営元が破産して閉鎖されている。

水族館の北側にある遊園地「シートレインランド」。入場料がいらないため、水族館帰りの家族連れやカップルが多く訪れるが、東海地区随一の高さを誇る観覧車(高さ85m)以外、これといった遊具はない。
入場料が無料ということで甘く見てしまうが、子供が2人くらいいると何やかんやいって結構なお金を使ってしまう。


シートレインランド公式HP

ジェットコースターは無く、メリーゴーランドやお化け屋敷等があるだけ。
観覧車と名古屋港という地の利を除けば、地方の小型遊園地以下。

場所的な制約もあるのだろうが、こういった室内系のアトラクションが多い。


文句は言ったが、せっかくなのでお化け屋敷にでも入ろうと思った。お化けは怖くないが、お化け屋敷に一人で入る中年男に向けられる世間の目が怖かったので断念した。

商業施設「JETTY(ジェティ)」。
一階はお土産売場及び軽食事コーナー、上の階にはよく分からない本屋や雑貨屋、レストラン等が入る。


一階の軽食事コーナーはイオンなどの軽食事コーナーに似た感じ。


あまりしっかり見たわけではないが、それほど楽しい所ではない。

ジェティ前から伊勢湾方面を撮影。
左手にポートビル、南極観測船「ふじ」があり、右手に名古屋港水族館がある。正面に見える橋はポートブリッジ。

名古屋港のメイン観光施設である名古屋港水族館


名古屋港水族館公式HP

後からつくられた北館。
シャチやイルカなど、人気どころが見られる。

最初につくられた南館。
正直、南館だけだった頃は「名古屋の水族館、これでいいのか?」と心配した。
まぁ自分に心配されても意味ないが。

水族館とポートビルを結ぶポートブリッジ。まぁ何がどうということもない橋。

ポートブリッジからジェティ方面を撮影。
右手に見えるのは「ふじ」。


こうして撮ってみると、まだまだ洗練された雰囲気はないなと思う。

帆船をイメージした「ポートビル」。
竣工は1984年と名古屋港の観光施設では古株。
中は海洋博物館、展望台、レストラン等があり、夏季はビアガーデンもオープンする。


毎年ここのビアガーデンで会社の納涼会が行われるが、出される食事(というかおつまみ)はとてもまずい。


ポートビル公式HP

催し物などがある度にここには色々な船が寄港する。この日は大型客船「飛鳥Ⅱ」が来ていた。
ポートビルと比較しても引けを取らない巨体だった。

ポートブリッジ近くにある「カメ類繁殖研究施設」南側から名古屋港方面を臨む。
奥には伊勢湾岸道のトリトンが見える。

ということでポートブリッジを渡る。
たまに記念撮影していることがあるので、シャッター押しを頼まれないように気配を消して歩く。

2m以上の高さに書かれた指なぞり落書き。
山本良介君はサイ・シュンさん並の身長か、驚異的なジャンプ力+高速名前書きの能力か、橋の欄干に立つ勇気か、肩車してくれる心優しい友人のどれかを持っているはず。

名古屋港とブルーボネットを結ぶ水上バス「ミロス」。
かつてはイタリア村を経営していたセラヴィリゾートが運行していたが、破産したので現在は神戸リゾートラインが運行している。

ポートビル中央地点から北側を撮影。
正面はジェティ、左側にシートレインランドの観覧車。

名古屋港に永久係留され一般公開されている南極観測船「ふじ」の後部甲板近くを通る。

ポートビル横に寄港していた「飛鳥Ⅱ」。実は初代「飛鳥」より就航年が早い(元はバハマ船籍の客船であったため)。

かつて名古屋-大分間を結んでいたフェリー「あるごう」の船首の飾り(バウマーク)。
名古屋ときたら金鯱。くどいと思う人もいるかもしれないが、個人的にはこの戦略は嫌いではない。

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