名古屋港水族館 その1
(名古屋市港区港町1-3  2004/12)
(052)654-7080
9:30〜17:00(12/1〜3/31)・17:30(4/1〜7/20・9/1〜11/30)・20・00(7/21〜8/31)
休館日 月曜(除祝日)・年末年始
駐車場 600円(ガーデンふ頭)

東海地方随一の水族館。建造当初は現在の南館のみで少々物足りなかったが、北館ができ、イルカのショー等が本格的に行われるようになってやっと体裁が整った。
南館では国内有数の飼育設備を持つウミガメコーナーやペンギンコーナー、北館ではイルカや和歌山からやってきたシャチのクーの大水槽やショープールがメインとなっている。

北館も完成してかなり大きな規模になった名古屋港水族館。南館だけの時は「また名古屋チックな…」と落胆したものだが、これでなんとか県外の人にも紹介できるレベルになった。

入館してすぐの水中観察窓。イルカやシャチの「クーちゃん」の姿を見ることができるので人気コーナーとなっている。

まだショーには出られないクーちゃん、一緒のイルカと比較するとかなりの迫力。ただプール内ではわりとおとなしくしているので少々物足りない。

逆に活発なイルカ達。遊具のループを使って上手に遊び、子供たちの歓声を受けていた。

ループに飽きると逆さまになって泳ぎだす。見たところ目をつぶっているようだったが、壁にぶつからない。

北館2階、「進化の海」コーナー。
もともと陸上動物であったクジラ・イルカの祖先がどのように海に入っていったか、骨格標本や化石など用いて解説されている。


写真はシャチの骨格標本。これだけみると結構怪獣チック。

すみにポツンと置かれてあったイルカ搬送用のケース。中に模型でも入っているのかと思って覗き込んでみたが入っていなかった。
それでもしつこく覗いていると、つられて付近の子供も覗き込む。その後「おっさん、何覗いとったんじゃ」といぶかしげにこちらを見てくる。それだけで気分が良くなる自分は当年とって33歳。

メインプール下の水中観察窓は30m近い横幅で400人収容可能。文字通り、イルカショーを縁の下から見ることができる。
床はじゅうたん敷きになっており、腰を下ろすことができる。真夏や真冬、雨天時などは空調の効いたここで見学するのもおつ。

南館、黒潮大水槽。北館建造まではメイン水槽であった。マグロやカツオなどの回遊魚をメインとして数多くの魚を見ることができる。
かつてのこの水族館のアイドル、ジンベイザメが見られるのもこの水槽。

トンネルの水槽。その名の通り水槽内をくぐる。長さは短く2mちょいか。種類はスズメダイしか確認できなかった。

赤道の海。トンネル状になった通路の半面が水槽となっている。熱帯の魚だけあってカラフル。写真は水槽を通して吹き抜けを撮影したもの。

ウミガメ回遊水槽近くの子ウミガメ水槽。甲羅や体のエッジ部分が立っているので、親ガメと比較してかなりガメラチック。
好奇心旺盛なので、指を近づけると寄ってくる。

ウミガメ回遊水槽の親ガメ。体がまるっこい。回遊というほど動いていなかった。

ペンギン水槽。赤道の海とよく似た感じの水槽で幅広い水槽が通路にそって展示されている。
数種類のペンギンが飼育されており、館内でも人気のコーナー。最大のエンペラーペンギンは隅に固まってじっとしていた。壁が鏡のようになっており、「銭湯の洗い場」状態。

一日数回開かれるイルカショー。今まであちこちの水族館で見学してきたが、プール規模などは有数。
ショー開始前、正面の画面ではイルカの生態についてや、クーの運搬についての紹介がされており飽きさせない。
もちろんショー開始後はその拡大映像が映される。


ただ、全席暖房シートとか書いてあったが、暖かくならなかったのが残念。風が強く寒い日だったので少々怒れた。

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