名古屋港カメ類繁殖研究施設
(名古屋市  2008/8)

名古屋港水族館の付帯研究施設で、ウミガメの孵化・飼育施設の一部を一般公開しているものである。
写真撮影の為に15分ほどいたが、大半の客は2〜3分、長くても5分ほど滞在してい出て行った。館内は狭く、説明板が少々あるほかは、いかにも研究チックなプールにカメが泳いでいるだけ。そのカメもそれほど近くで見られるものではないので、見学客は通り風のように施設を抜けていく。
まぁ、この施設を目的に名古屋港に訪れる人はほぼ皆無だと思うが、よっぽど時間が空いた時と、よっぽどのウミガメファン以外は時間をとって見るほどのものではない。


住 所 名古屋市港区港町1-3
(052)654-7080 (名古屋港水族館)
入場料
駐車場 ガーデンふ頭駐車場利用 (100円/30分 24時間までごとに1,000円)
開館時間 9:30〜17:30(通常) 〜17:00(冬季) 〜20:00(8月) 〜21:00(クリスマスイブ)
休業日 月曜日(祝日の場合は翌日) 1月に5日間
H P

名古屋港水族館の南側、ポートブリッジのすぐ近くにある建物。パッと見は公衆トイレ。

施設内の通路。
分岐も何もなくただこれだけ。通路の両側に孵化/飼育プールがあるのみ。

説明板にあった施設図。
水族館は左側、右側が海。上の写真は水族館側から撮影したもの。
施設としてはもっと広いのであろうが、公開されているのはこれだけ。

近くで見られるウミガメ。
狭い水槽でカメがえっちらおっちら泳ぐのみ。自分は結構カメ好きで、ポストペットでもカメを使用していたのだが、さすがにこれでは長時間の見学は無理。

水族館側入口横にある展示ケース。
プラスチックを誤食して死んだオサガメの頭蓋骨と、体内から出たプラスチックの展示。
施設の見応えの無さとは別に、これはやっぱり可哀想に思える。

人間の頭ぐらいはありそうなオサガメの頭蓋骨。

海岸に漂着した動物(ほとんど死骸)の調査についての説明板。


小学生の頃、海岸で死んでたカブトガニを標本だと言って学校に持ってきた猛者いた。

死因などを調査するための解剖。
腐敗しているケースが多く、結構臭いらしい。


猛者によって学校に寄付されたカブトガニの死骸も、何の防腐処理もされないまま保管されたため、しばらくすると猛烈な異臭と、自然分解して足がバラバラになった。
数年後、学校に残ったのはカブトガニの甲羅と騒動にもなった伝説だけだった。

飼育プール。
研究施設なのでご覧の通り、客向けの状態ではない。

ウミガメの中では小さい方と説明書きのあったヒメウミガメ。

高級品のタイマイ。
家族連れのお父さんが「何やらまずい米みたいな名前だな。」とのたまう。
十数年前のタイマイ騒動を知らないであろう彼の子供達はさりげなく聞き流していた。

孵化施設と繁殖プール。

蟹本家のイケスっぽかった。
亀満腹コースチック。

生まれたばかりの子亀。
結構かわいいので近くで見られるならいいが、中途半端な距離がある。

説明板。

説明板。
自分が滞在した15分間でこの説明板を読んだ人は5名ほど。

説明板。
しっかりとした説明がされているのだが、自分が滞在した15分間でこの説明板を読んだ人は2名ほど。

説明板。
亀は長生きだ。


海側の出入口付近にある説明板。
太郎に買ってやった浦島太郎の絵本を見る限り、登場する亀は多分オサガメではない。

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