しまなみ海道 その5 | ||
|
||
境内にある楠にもさりげなく、古くからの武将の伝説が残っている。 「河野通有兜掛の楠」説明板 弘安四年蒙古襲来に当たり通有は当社に参籠祈願し、三島水軍を率いて筑前に進発に進発し当神社の神使白鷺の導により勝利を得る。其の出陣の際兜を掛けたと云う。 |
||
|
||
樹齢2600年、幹周11mの巨大楠。 植物にあまり興味があるわけではなかったのだが、この木を見ていると、なにやら風呂に入っているときのようなくつろぎ感みたいなものが湧いてきた。 将来盆栽やってみようかな、と真剣に思った。翌日にはもう忘れてたけどね。 |
||
|
||
社号を揮毫したのは伊藤博文で、楠の植樹も行っている。博文はこの揮毫を行った半年余り後の10月、ハルピンにて暗殺された。 | ||
|
||
神社を後にして、海沿いを原付で走っていると、学校らしきものが見えた。寄ってみる、廃校を再利用した宿泊施設のようだ。 | ||
|
||
「大三島ふるさと憩いの家」というらしい。 昭和60年に廃校となった宗方小学校を改築したとのこと。 公式らしきHP。しょぼいけど。 http://simanami.com/ikoi1.htm |
||
|
||
建物(校舎側)から校門方面を撮影。 生徒数減少が廃校の理由らしいのだが、確かにまわりにほとんど民家はない。 駐車場に数台車が停まっていたが、人の気配はなかった。 |
||
|
||
一度もこんな校舎で学んだことはないが、なぜか一目見ただけで「学校」と分かる造り。 | ||
|
||
長い廊下の迫力ある画像を撮ろうとチャレンジする筆皇。 彼はこの構図(低い所から直線的な繋がりを撮影)が結構好きらしく、たまに見かける。 自分は面倒くさがりなので、あまり腰を折り曲げて撮影することはあまりない。このあたりがA型とO型の相違点。 |
||
|
||
ここは2003年公開の「船を降りたら彼女の島(主演:木村佳乃)」という映画のメインロケ地だったらしい。 公式HP http://www.altamira.jp/kanojo/ 申し訳ないが、全く知らなかったし、あらためてDVDを見る気にもならない。別に嫌いな女優ではないのだが。 |
||
|
||
宗方小学校跡の校碑。 明治13年創立で昭和60年閉校、学校の歴史は105年に及ぶ。 |
||
|
||
宗方小学校創立百周年の碑。 碑の建立は昭和52年(1977年)、明治13年は1880年なので計算が合わない…。 他メンバーに疑問を投げかけようとしたが、筆皇は引き続き廊下の撮影で寝そべり、94号は遠くで面倒くさそうに煙草を吸っていた。 |
||
|
||
本土行きのバスに乗らなくてはいけないので、バス停に戻る。 原付と言えども、景色の良い道を爽快に走ってると、中免とっておけば良かったと後悔する。 ちなみに筆皇は限定解除済で、愛車はハーレー。選定理由は「もてそうだから」。 基本的に遠距離はほとんど乗らず、家から10kmくらいの距離をたまに走るだけらしい。 人見知りの彼としては、ハーレー乗りが、すれ違い時に挨拶してくるのが困るとのこと。 |
||
|
||
バス停付近に看板が出ていたので寄った「甘崎城跡」。日本最古の水軍城とのこと。 |
||
|
||
説明板がなければ、城だとは絶対に気付かなかっただろう。でも久しぶりの初城だ。 | ||
|
||
この後、福山にて筆皇・42号は帰途につき、自分は福山のカプセルホテルにて宿泊。翌日大久野島散策へと向かった。 | ||
|
||
1/2/3/4/5 |