神島 その2

島内にはゴミ処理施設はなく、ゴミは本土へ持っていって処理を行っている。民家の庭先にはペットボトルを洗って干したものがぶらさがっていた。ゴミの日に出すのだろうか。

人同士のすれ違いも難しい路地。
ドラマでこういう路地があるとだいたい誰か倒れている。さらに80%の確率で死んでいる。

数少ない雑貨店の一つ。俗にいう「なんでも屋」。

後継者問題はあるだろうが、本土で見られる古い商店の相次ぐ廃業もここでは回避されていた。

現在は本土から海底管で給水されているが、往時は文字通り「井戸端会議」が開かれていたであろう共同井戸。

今は金魚が泳いでいるけどね。

公式パンフレットによると、昭和4年に建てられた時計台。当時島内で唯一の時計だったが、いつのまにかなくなった。長い間空洞となっていたようだが、現在は新しい時計がつけられている。

とても不似合い、とても残念。

港近くの狭い範囲に住宅は密集。

共同井戸近くの洗濯場には「潮騒」にからんだ説明板。
左の電柱には「合成洗剤を追放し、海をきれいにしましょう!」とある。

洗濯できるほど水はなかった。おまけに流れがないので少々よどみ気味。

路地の階段を少し登ると島の中心部を簡単に見下ろすことができる。
前から思っていたのだが、山村ではあまりこのような色の家は少ない。なぜ海辺の家はこうカラフルなんだろう。

八代神社下到着。
カモン!俺!214段の石段が待っているよ!

雨が降った後なので、苔蒸した石段はとても滑りやすい。

ガイドブックに、石段を登りながら振り返ると美しい景色が見られるとある。息も切れ切れなので休みがてら振り返ったが、木でそれほど展望はよくなかった。でも疲れてたから2分くらい休んだ。

妙に可愛らしい狛犬。

元々あった石の手すりは所々崩れてしまっているので、新たにガードレールが作られていた。

城みたいな石垣の上に八代神社。

こちらの方向が伊勢神宮らしい。

伊勢神宮チックな八代神社。予約などすれば中も見られるらしいが、飛び込み一見さんの自分はここまで。


元旦には「ゲーター祭り」が行われる。ゲーターの名前の由来は不明だが、グミの木を束ねて作った2mほどの輪を「偽りの日輪」として突き落とすというものらしい(諸説あり)。

休憩所にかけられている絵馬は女性、それも19歳によるものが多い。若い女性がこの島にそれほど来るとは思えないが。

やはり漁業関係の額も奉納されていた。

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