福井県立恐竜博物館 その4

ボーンベッド(骨化石包含層)。まるまる1頭分の化石が埋まっている。肉食恐竜の歯も同時に見つかっているので、そういうことなのだろう。

展示室1Fダイノストリート。
本来はここが見学順路の最初となる。それほど広くない通路の両側には多数の化石が展示されている。


その中で最高に気に入ったのがこのカブトガニの化石。説明板の題名は「死の舞踏」-カブトガニが死ぬ直前に残したはい跡-とある。右側に伸びた部分からズズーっとはった跡が残されていて、最後の部分で苦しんだのか這い跡が乱れる…。
なんて素敵な化石なんだ!何がいいのかと言われても分からない。しかし、こういう「死」を強くイメージさせるものに異常な興奮を覚えてしまうのだ。

恐竜の世界があるドーム状部分は外側をぐるっとスロープが巡っている。写真は奥側から入口方面を撮影。吹き抜けの上部分が「生命の歴史コーナー」。

エントランスに戻って、ダイノラボコーナーへ。ここは手で触れることができる体験型の展示室。

木箱型のケースに入った展示。
「海外から化石が到着したばかりであるかのような雰囲気をだすため」にこのようなケースとなっているらしい。

精子みたいな魚の群れの化石。
恐竜の化石を見た後ではなんでもない化石ではある。…しかし説明板にはご覧の通り、「魚の群れ」-大量死を示す-とある。
「-大量死を示す-」
「-大量死を示す-」
「-大量死を示す-」
おー!アンビシャス!英語の意味は分からないがそんな感じ。

蟹や海老の化石。
左上のようなぺっちゃんこな化石が多い中、蟹のあまりにもリアルな形状を留めた化石にまた心は鷲掴ed。

ダイノラボの中心に置かれたティラノサウルスの化石(複製)。階段を上がって上から見ることもできる。
下には頭部の化石、もちろん複製。

頭部の化石は実際に触ることもできる。
ノコギリ状になった歯をぜひ触って欲しい。

まぁ触られ過ぎて色が落ちちゃってるけどね。

ティラノサウルス大腿骨の化石(実物)。
あのティラノサウルスの化石に触れることができる。

化石クリーニング室。実際に作業してたが、さすがにカメラを向ける勇気もなく、横から撮影。

入口近くには売店。

精密な模型も売っている。
上段左のトリケラトプス骨格 29,400円
上段右のステゴサウルス骨格 24,150円
下段左のティラノサウルス 13、850円
下段右のトリケラトプス 12,800円


何が言いたいかというと、精密だけどお値段少々ハイということが言いたいのだ。

本物の化石も売っている。
写真の三葉虫は26、500〜36,500円。

もちろん普通のTシャツ、お菓子、おもちゃ、安い化石も売っている。
写真は恐竜博物館オリジナルクッキー。値段は580円、お土産にどうぞ。

前頁 福井県観光トップ
///
観光トップ