瀬戸蔵 その4

3階「瀬戸焼の歩み」コーナー。
ひたすら、ただひたすらに瀬戸物が並ぶ。貴重なものも含めて、これでもか、これでもかと並ぶ。


そんな展示を自分は素通り。

陶器の中心地の移動、瀬戸物の広がりを示した地図。

窯跡から発見された陶片が引き出しに収納されている。陶片よりも引き出しの開け閉めに夢中になっていた。最近どうも幼児がえりしているような気がする。

近現代の瀬戸物展示。
どれも高そう。

 
左:陶器で作られたゴム手袋の型。
右:軟骨瓶と軟骨しゃもじ…。軟骨瓶、軟骨しゃもじ、陶器はどうでもいいが何に使うか気になる。

戦時中に作られた陶器製生活用品。
アイロン、ボタン、ボルト/ナット、分銅など。
陶器のボルト/ナットって実用に耐えるのだろうか?

陶器人形。
別に珍しいものでもないかもしれないが薄気味悪いので紹介。

戦時中金属不足から作られた陶器製手榴弾と地雷。

手前ライブラリコーナー、奥は上で紹介した陶片の入った引き出し。
瀬戸市史ややきものに関する図書/ビデオを見ることができる…、が誰も見ていなかった。こういう資料館で往々に見られるパターンでもある。

3階から尾張瀬戸駅ジオラマを臨む。
シュチュエーションは昭和30年頃だと思うのだが、ただよってくる雰囲気は大正〜昭和初期。
すこぶるつげよし春チック。

3階からみた2階「せともの屋」の屋根。
いわゆる大道具系。

おまけ 「招き猫ミュージアム
2005年3月に群馬県から移設された「招き猫ミュージアム」は瀬戸蔵から徒歩2、3分のところにある。館内撮影禁止なのでちゃんとしたレポートが行えなかったので文章のみで紹介。
1階はショップで著名人が製作したと思われる高級品コーナーと安価な庶民派コーナーに分かれている。著名人コーナーは20万円を越えるものもいくつかあって歩くのにも気をつかう。
2階がミュージアムとなっており、入場料300円が必要。古今東西の膨大な招き猫がところ狭しと展示されているように見えるが、実は本当に狭い。
説明板もちょこちょこあるのだが、雰囲気を壊さない為か小さいので見難い。また招き猫ばっかりで簡単に飽きてしまう。もったいないので15分ほどねばったが、ボーナスもらった直後なら5分で出てこれる自信がある。願わくば普通の給料日あとでも5分で出られる大気者になりたいと思う。
個人差もあるだろうが、地方特殊美術館にありがちな妙にきどった雰囲気が自分は苦手なので面白いとは思えなかった。ただアツアツカップル以外、10人中7人は出る時無口になってしまうのではないだろうか。
1階のショップにはカップル客が多くにぎわっている。はっきりいえば2階に上がるより1階で商品を見ている方が楽しい。

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