航空自衛隊浜松広報館 その1
(浜松市  2005/6)

平成11年4月、航空自衛隊浜松基地内にオープンした広報館。
現役引退した自衛隊機や零戦が展示されている展示格納庫、資料が非常に丁寧に展示されている展示資料室、大型スクリーンで大迫力の映像が楽しめる全天周シアター、本格的なフライトシュミレーターなどが目玉。
ある程度興味がある人であれば最低半日は楽しめる。見ている限り子供から大人まで満足度は高そうだった。


住 所 浜松市西山町無番地航空自衛隊浜松基地
(053)472-1111
入場料
駐車場
開館時間 9:00〜16:00
休業日 月曜日(除祝日)・最終火曜日・年末年始
その他臨時
H P

駐車場はほぼ満車、観光バスも5、6台停まっていた。カップルはほぼ皆無で家族連れ、男同士という組み合わせが多かった。

展示格納庫の前には初代ブルーインパルス機F−86F。ウルトラ警備隊、サンダーバードな雰囲気。
東京オリンピック開会式で五輪マークを描いた機体らしい。

建物は大きく分けて二つ、「展示資料館」と「展示格納庫」。写真は展示格納庫。

展示格納庫。
雰囲気は大きな体育館。天井からは零戦をはじめ4機ほどが吊り下げられている。床には14機展示。
手前に見えているのはフライトシュミレーター。


 パノラマ

貸出コーナーでフライトスーツが借りられる。一応ロッカーや着替えルームがあるので女性でも安心。
ただしヘルメットはグループに一つしか貸してもらえない。ランドセルみたいなのも借りられるようだが貸してくださいという勇気がなかった。


貸出時間は約15分で展示格納庫内のみ。

 
国を愛する気持ち記念撮影。
シャッターを頼もうとキョロキョロしていると、おじさんグループから本物の自衛隊員と間違えられて質問を受ける。せっかく声をかけてもらったのだからカメラ頼めば良かったのだが、否定に必死になってしまい頼むのを忘れてしまっていた。

戦闘機型操縦体験シュミレーター。
二人乗りのシュミレーター、初級〜上級まであり、上級は空中戦も行う。もちろん機体も操作にあわせて動いてくれる。
自分達は上級二人乗りだったが、離陸〜空中戦を前席、空中戦〜着陸までを後席が受け持ち各3分程度。前席は大画面なので迫力あるが、後席は機内の液晶画面なので少々ものがなしい。
機体部分は本物を使用しているらしく臨場感抜群。

天井から吊り下げられている零戦52甲型。


この零戦を見にここまで来た。吊られてしまっていて近くで見られないのが残念。操縦席とか座ってみたかった。


ただなかなかこのアングルでは見られないので貴重といえば貴重かもしれない。

主翼の外板を厚くすることによって急降下制限速度を引き上げたこと、翼内機銃をベルト給弾式の99式2号4型に換装したことなどが52型甲の主な特徴。


なんとなくのぺっとした印象を受けた。塗装のせいなのか、つるっとした胴体のせいだろうか。

どの角度から見ても美しいデザインで満足。操縦席あたりが撮り難いのがやはり残念。

52型の特徴である「推力式単排気管」。単排気管のロケット効果によって最高速度の引き上げを図った。

実際キャノピーが開いていても乗り込めない機体が数台ある中で、これは実際に座ることができた。
フライトスーツ&ヘルメットで乗り込む筆皇、戦闘機に乗っていながら気分はボトムズ乗り。

P−38チックなDH115。
この展示館で零戦の次にかっこよかった機体。

T−1Aジェット練習機。
正面から見ると鼻の穴、見方によってはドクロベー。

T−2超音速高等練習機。


操縦席に座ることができる。ブルーインパルス機ということで一番人気だった。座ってみたかったが結局席が空くことはなかった。

英語が読めない鎖国チックな方の為に解説しましょう、「ブルーインパルス」と書いてあります。

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