南極観測船ふじ その2

庶務室。通知文章の作成や保管を行っていた部屋。
この他公開されていない部屋も真っ暗な空間を凝視しているとロッカー等が残っているのが見える。こういうところに廃マニアは鳥肌が立つほどの感動を覚えるのだ。

通路から見た庶務室。お仕事ご苦労様です。

先任海曹寝室。下士官の主だった者の寝室。10人ほどで一部屋ではあるが専用のトイレや寝室があるらしい。
中ではバックギャモンらしきテーブルゲームを興じる3人組がいる。

奥の人怖い。

通路に張られた防火部署編成表。こういった小物がそのまま展示されていて当時の雰囲気をそのまま残している。

第2居住区。ここまで個室ではないながら、なかなか快適そうな船内だなと思っていた。そんな甘い考えを改めさせたお蚕部屋。
一般乗組員105名が寝泊りする。見渡しても専用のロッカーさえ見当たらない。取り払ってしまったのか当時から無かったのか…。

寝返りさえろくにできない超狭三段ベッド。奥にロッカーが見えるがどう見ても人数分は存在しない。

第2居住区近くの機関室。当時ここがどのようになっていたのか少し分かりにくいが、すこぶるうるさかってあろうことは想像に難くない。

奥に見えるのがベッド。こんだけ近けりゃ…。

良く分からないが展示されていた「ふじ法被」。船内の催し物にでも使用したのだろか。それにしても専用のものが用意されていたことに驚く。

観測隊の寝室。温かいコーヒーで寝る前のひと時をすごす観測員。机の上には遠く日本に残した家族の写真が。

こんな感じで。
ちょっと新しすぎるような気がしないでもない。中央のお母さんはパタパタママ似。

2階の格納庫跡に登る階段横に展示されていた号鐘。時刻や火災発生を知らせたとあるが、鳴らし方を間違えるとえらいことになる。

01甲板(2階)のヘリコプター格納庫跡。
現在は南極の探訪の歴史や昭和基地での暮らしについて展示がされている。

ニュージーランド隊の犬ぞり。後ろに描かれた背景がシュール。

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