硫黄岳二回目 その2

オーレン小屋前の水場。今回このオーレン小屋で水を調達するつもりだったのでここまでは1リットルしか持ってきていなかった。ここで2リットル追加、日帰りで何もそこまでと自分でも思うのだが心配性だからしょうがない。

涙がちょちょ切れるほど冷たい水。

オーレン小屋。思ったよりも綺麗そうだった。次回縦走するときはここをベースにしてもいいかなとちょっぴり思った。

7:59
オーレン小屋から森林ルートで30分、ヒュッテ夏沢到着。オーレン小屋であった団体さんに再度遭遇。頼まれてシャッターを押す、お返しに押してあげましょうと言ってくれたが辞退。いえいえ押してあげましょうと更にプッシュされ、「恥ずかしいからいいです」と意味の分からない返答で辞退。
きっと自分のことを怪しく思っていることだろう。




ヒュッテ夏沢付近から見た爆裂火口跡。天気も良く非常に壮大に見え感動すると同時に、あそこまで上がらなくてはいけないのかとちょっぴりブルー。


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ヒュッテ夏沢の風力発電。バックは北八ヶ岳の根石岳。景色もいいのでちょっと大休止しようと思ったが大量の虻に囲まれて早々に退散。夏登山は今回が初めてだったので、楽勝だと思っていたが思わぬ伏兵がいた。

硫黄岳の尾根登坂開始。眼下にみえる景色にカメラを構えるも、虻御一行に囲まれて泣けてくる。

根石岳。前回もこの山は非常に綺麗に見えた。空も青いし風も強くない、絶好の登山日和。虻がいなければだけど。


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北アルプス。独標で滑落事故が起きていたらしい。




北アルプス望遠。秋には再度登ってみたい。

8:38
つづら折で登っていくと、ヒュッテ夏沢が見える。結構登ってきたなぁと満足しながら一服。


ゲゲゲの鬼太郎、バビル二世の体内放電って知ってますか?自分はこの時ほど使ってみたいと思ったことはありません。え?もちろん奴らを殺るためですよ、虻ですよ、虻。

同じ高さに見えていた「峰の松目」が少しづつ低く見えてくる。八ヶ岳の主要峰を一望できるらしいので一度登ってみたい。

この頃になると足場はガレてくる。ストックをしまって歩いているのでかなり体力消耗。写真は「高所恐怖症泣かせの場所」、風が強いと「高所恐怖症号泣の場所」になる。

9:12
頂上まで続くケルン群。去年は若干の積雪でルートが分かりにくかったが、今回は迷わず行けた。
ただ、足に力が入ると虻に咬まれたところが痛い。今度はハエ叩き持って登ってやろうと誓った。虫よけスプレーの方が合理的だがそれでは気がすまない。虻ジェノサイドを目論んでいるのだ。

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