硫黄岳二回目 その1 (2004/8/12) |
||
去年の晩秋に登った硫黄岳二回目のプチ登山。前回は本沢温泉から登ったが、今回は夏沢鉱泉方面から登山。こちらからの方が距離も短く、日帰りにはもってこいのコース。登山口の桜台までは未舗装の林道を車で20〜30分ほど走るのだが、若干普通車だときついかもしれない。 いつも睡眠不足で苦しい思いをしているので、今回は登山前日をゆっくり観光にまわし、午後9時頃登山口である桜平に到着。寝袋を忘れたので覚悟はしていたがすこぶる寒く、午前3時に一度目を覚ました。服を着込んで再度睡眠、午前4時半起床、準備を済ませて午前5時半前に出発した。天気も良好、寝不足もない、完璧だと思われた登山だったが、知らない間に4箇所虻にやられており、痛痒い出発となった。 今回は新カメラと旧カメラの2台体制。理由としては、懐かしい言い方をするとバービーボーイズのツインボーカル、俗な言い方をすると「芸能人水泳大会」でアイドルと見たこともないビキニポロリギャル、つまりそういうことだ。 |
||
|
||
5:44 桜台ゲート。自分の前に2,3人先行している人がいたが皆玄人っぽい単独行だった。 |
||
|
||
ゲート。標高1800mの午前5時半ということで、まだまだ寒い。着込むと汗をかくので上に羽織ったのは薄いウインドブレーカー一枚のみ。 | ||
|
||
いきなり下り。行きはいいが、帰りのゴール寸前でこの登りはきっときついだろうなと既にネガティブな考えが頭をよぎる。 | ||
|
||
小さい滝。流水の音はすこぶる気持ちええ。かなりご機嫌。 | ||
|
||
夏沢鉱泉までは関係者の車も入るので道も整備してある。歩きやすいが面白みにかける。でも帰りはきっと楽だろうけど、とネガティブな考えは抜けない。 | ||
|
||
日は昇っているのだが、山の陰になってまだ日はあたらない。少々寒いが、20年以上前のラジオ体操の雰囲気が感じられてなかなかよい。 | ||
|
||
6:18 夏沢鉱泉到着直前。相変わらずコースタイムを無視した亀歩行。 |
||
|
||
夏沢鉱泉。日帰りで入浴も可能だが、帰りに入る体力は果たしてあるだろうか。 | ||
|
||
夏沢鉱泉を過ぎるとやっと登山道らしくなる。花を愛でる余裕も多少あり。 |
||
|
||
6:41 オーレン小屋で実験的に用いられている水力発電小屋。ということはオーレン小屋も近いだろうなと思った…が、思ったよりも距離があり、失意で体力を失った。 体力をいうものは往々にして精神力と直結していることが確認できた。 |
||
|
||
体育祭のアーチを思わせる木。高校の「棒倒し」時の迫り来るラグビー部員の顔がフラッシュバック。 | ||
|
||
橋を渡って右岸にスイッチ。お盆休みウィークなので登山客が列をなしているかと思ったがほとんど見当たらない。見当たった登山客は例外なく自分を抜いていく、いつものことだ。 | ||
|
||
渓谷っぽい苔むした岩とせせらぎ。登山がなければもう少しゆっくり見ていたい。 | ||
|
||
7:18 やっと自分のところにも日が昇った。山すそから強烈な光が照射される瞬間の感激は夜行動物には味わえないだろうと自己満足。 |
||
|
||
7:21 しばらくしてオーレン小屋到着。 |
||
|
||
1/2/3/4 |