奈良井宿 その3

和風建設が連なる通りの中で異彩を放つ建造物。結構古そうな造りだが、何かよく分からなかった。

この地の大庄屋だった中村邸。現在は村指定有形文化財の指定を受けて、資料館となっている。一階の小屋根は吊金具で吊られたもので、泥棒が手をかけて体重をかけると屋根ごと落ちる仕組みになっている。


入場料:200円
9:00〜17:00(12〜3月は16:00)
12月〜3月は月曜日休館

土間から撮影した勝手。高い屋根、囲炉裏、雰囲気はすこぶるいいのだが、係員が隣の部屋で椅子に腰掛けて事務作業をしているのを見ると少々興ざめ。

囲炉裏。ここで有料でもいいからお茶が欲しいところだ。

便所へ続く縁。座敷とか茶室とかにはあまり何とも思わないが、なぜかこの縁側を見ると気分が高揚する。

この中村邸は二階建てで、二階部分が西側、東側(通り側)に分かれている。それぞれ独立していて、行き来は一階を通ってとなる。こちらは西側、当時の書面資料が展示されている。

西側の二階からは一階の勝手部分を眺める事ができる。

西側二階から眺めた高い天井。

東側二階。手前が茶室で奥が座敷。

格子を通して、通りを眺める。なにやらいい気分。

入口付近の土間から裏庭方面を臨む。

裏庭にある土蔵。中に入る事はできない。

裏庭から見た座敷。
ハード的にはとても良いのだが、何か希薄というか、ハードに甘えすぎている感想を持った。係員があまり愛想が良くないのも原因か。

男一人、ちょっと入れる食事屋が少ないのが難点。そうなると木曽名物の五平餅しかないだろうと思ったが、まだ焼けていないと言われ、野菜饅頭を食べた。

前頁 木曽特集トップ次頁
///
観光トップ