半田赤レンガ その1
(半田市榎下町8  2004/6)
一般公開日のみ内部公開
駐車場 無料(公開日はハウジングセンターの駐車場を開放)

日本でも有数の規模を持つ赤レンガ建造物。1898(明治31)年、丸三麦酒(株)がビールの製造工場として建造、「カブトビール」のブランドで全国展開も行っていた。1933(昭和8)年に丸三麦酒は大手の大日本麦酒と合併、ビールの製造はその後も続けられたが、戦争中の1943(昭和18)年にビールの製造は中止となった。その後は中島飛行機製作所の資材倉庫、日本食品化工のコーンスターチ工場として用いられた。1994年(平成6)年に日本食品化工の工場移転で解体されることとなり、実際解体も始まりかけたが、有志の奔走によって解体を免れた。用いられているレンガの数は現存する建物として三番目にあたる。また、ビールの製造過程において必要な複壁や、戦時中に米軍の機銃掃射跡等、赤レンガ以外にも見るべきものは多い。
崩壊の危険回避等の面から内部の見学は年間数度のイベント時のみ行われている。




敷地外側からパノラマ撮影した赤レンガ。内部の見学はイベント時のみだが、外観の見学はいつでも行える。五階建で一番高い所で地上18mの高さとなっている。よく戦争遺跡で紹介される機銃掃射跡は写真右側の上部分。

建物の麓部分から五階建部分を撮影。見学は一階部分だけなのだが、廃マニアとしてはやはり登ってみたい。
明治の建造物らしく、窓の桟等は凝った作りとなっている。

地元の出店等が建物の麓を覆う。見学客でいっぱいなので、落ち着いた写真はもとより撮れそうもないが、遠くから来ている観光客の事を考えると、この位置での出店はどうかと思う。

五階建部分を見上げる。近くで見ると、四角いレンガを巧みに使って建造されているのが分かる。

侵入防止の為か、建物の下層部分は窓がハメ殺しとなっている。

上の写真から右方向を見ると、金網だけ張られた窓があった、守衛室かとも思ったが不明。建物本体とは繋がっていないので窓のハメ殺しを免れたようだ。

建物をまわりこんで入口部分。ここでリーフレットと、数量限定のポストカードをもらう。

入口脇の芝生で何をしているのかと思い、良く見ると、ライク・案山子な人形。この日は赤レンガをこよなく愛した画家、杉本健吉のイベントも行われており、健吉をイメージした人形のようだ。

中に入ると、ひんやりと涼しい。
壁が妙に新しいのは、本来この先まで建物が続いていたから。一部取り壊されてしまったので、そのツギハギ部分。床の土俵状の部分は不明。

瓶洗場跡?喫茶コーナーとなっており、地元の中学生がボランティアでウエイトレスをしていた。入口は写真右方向。

上の写真から下がった位置(瓶詰場跡)から撮影。むき出しの壁と展示物がアンバランス。

反対方向(喫茶コーナー部分)から撮影。赤レンガの絵が展示されているが、まともには見ていない。

上の写真の展示コーナーを突き進むと、本来の「廃」が姿をあらわす。できれば全部こうしてもらいたかった。

妖怪人間ベムに出てきそうなドア。

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