産業技術記念館 その3

実験安全車「ESV」。1973年製とは思えないデザインなのだが、それ以上に現在の安全性能につながる実験がこの時代から行われていたというのは少々驚き。


データ収集用か、バンパーが中に入り込むような形となっており、なにやら正義のロボットにでも変形しそうなデザイン。
電人ザボーガーがあれだけ無理な変形ができるのであれば、この車でも可能だろう。


 説明板
 説明板

左から「ダミエル君1号、2号、3号」。
3号はサイドエアバック用で腕がないのが少々哀れ。また1号の顔はライク犬神家で不気味、おかげで夢に出てきそうだ。

割と新しい所で未来から来た殺人マシーン、古い所で良心回路に不良をかかえた正義のロボット、そんな事を思い起こさせるダミエル君2号の顔。
ちなみに自分は脳味噌が見えてる悪のロボットがお気に入りだったが、続編で「4人衆」とか言って個性が薄れてしまったのが残念。

名車、「トヨタ2000GT」…の模型。走っている本物は3回ぐらいしか見たことがないが、ものすごい存在感があった。助手席でいいから一度乗ってみたい。
ちなみに自分が一番欲しいドラえもんの道具は「石ころ帽子」。

筆皇&3号、午前中の救命講習でくたびれたのか爆睡。何度か起こそうとしたが、近くを通るコンパニオンが石化しそうなほど熱い視線を送っていたので近づけなかった。

エンジン・シャーシ自動組付装置。

ロボットによるスポット溶接作業の実演展示。もちろん実際の溶接は行わず、それを表す赤いランプの点等のみ。

600トンプレス機。下部にもぐって動きを見ることもできる。小中学生に限ってオリジナルメダルをその場でプレスしてもらえる。
自分も気持ちは中学生なので頂いた。

展示されている自動車1台分のプレス部品。動物の骨格標本を彷彿させる展示なので、関係ないが「廃」魂を鷲づかみされた。

AA型乗用車の製造工程の展示。
今とは比べ物にならないほどの手間暇をかけて作られていたのがよく分かった。

自動車館1階部分から2階部分を向いて撮影。こちらの屋根もライク工場な形となっている。

1階の技術開発に関する展示群。安全装置から快適性を高めるものまで、たくさんの展示が行われている。どれも非常に分かりやすく説明されている。

衝突時における乗員の安全確保に関する展示。クラッシャブルゾーンを設けることにより内部への衝撃をやわらげる効果があるのは有名。

スプリングが入っているだけの簡単なシートから、スイッチひとつでありとあらゆるセットができるセルシオのシートまで、シートの変遷が見られる展示。

「動力の庭」という中庭のレンガ造りの壁。この日はなにやら乗り物のイベントが行われていて大盛況だった。

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