四国18切符ツアー(徳島編) その3

観光バスでは通れない細い山道を走り、奥祖谷の二重かずら橋へ。駐車料金は無料、冬季(12月〜3月)は管理人がおらず無料ということでかなりお徳。また、西祖谷のかずら橋と違って、余計な人工物があまりないので、秘境ムードは高まる。

上流の女橋。下流の男橋に比べると高さがだいぶ低く短い。シラクチカズラで作られた奇橋であるが、こちらもワイヤーが入っている。

女橋を前にする。こちらは駐車場に料金所があるので、橋は渡り放題、戻り放題。

西祖谷に比べるとかなり低い。ワイヤーの上に置かれていない右足の置き場所が自分の豪胆さを示している。

女橋中央付近から男橋を眺める(写真上部分)。女橋と比べるとかなり高そうで帰りが楽しみだ。
川は西に比べるとだいぶ狭く、流れも速い。でも透明度抜群。

女橋より少し上流にある「野猿」。何度か見たことはあるが、乗るのは初めて。自分のハート鷲掴み。

大人二人がかろうじて乗れる広さ。ポールがステンレスなのはちょっといただけないが、まぁそれくらいはいいや。

スタートはケーブルを下ることになるので、楽々でスピードも上がるが、向こう岸近くになると登りになるので三十路にはかなりきつい。

野猿から女橋を眺める。涼しい風が吹き渡り、昼寝したくなる。

野猿から上流側を眺める。これぞ「秘境」!

野猿の乗場近くでキャンプをしていた外人登山家二人組。写真はアメリカ人のベッカム29歳(仮称)。なぜパンツ一丁になっているかというと…。

飛び込むから…。

手の先だけでも数十秒入れていられない超冷水の川で笑顔を見せるベッカム29歳(仮称)。
「アナタモドウデスカ?キモチイイデスヨ」
流暢な日本語で恐ろしい事をのたまう。
「心臓を慣れさせてから飛び込まないと死にますよ」と教えてあげると、
「オー、ワタシシニタクアリマセン!」と流暢な日本語で返答いただいた。

アメリカ人ベッカム29歳(仮称)とイギリス人スタローン30歳(仮称)の二人組は鹿児島から剣山登山に来たらしい。
しかし時間はすでに昼過ぎ、今からの登山はまずいのではないだろうか。

英米連合軍二人組と日本人の自分。なんだろう、このプレッシャーは…。


笑顔でチョコレートを渡すスタローン30歳(仮称)と素直にもらう自分、まるで「ギブミーチョコレート」だ。

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