四国18切符ツアー(高知編) その3

「坂本龍馬記念館」のすぐ前にある浦戸城碑。天守台もすぐ近くに残る。
旧長宗我部色を嫌った山内一豊によって破却された。

浜方面に戻り、バスを待つ間に土産物めぐりをする。やはり龍馬関係の店が多いし、客も入っている。ただ龍馬指名買いの客が多いせいか、店員はあまり愛想が良くなかった。

高知市街に戻り、第三目標の龍馬生誕地付近の散策を行う。メインは平成16年3月21日にオープンしたばかりの高知市立「龍馬の生まれたまち記念館」だ。
ただ市電に乗っている間に盗み聞きしたおばさん達の世間話では、この記念館を地元の人は決してよく思っていないということらしい。では観光客からしたらどうなんでしょう?ということで訪れる。


高知市上町2-6-33
(088)820-1115
年中無休
入館時間:8:00〜18:30
大人300円、高校生以下無料


開館時間の長さがとても魅力的、全国の資料館も見習って欲しい。ちなみに電話番号の下4桁「1115」は龍馬の誕生日でもあるそうな。

一階。写真奥が入口となる。オープン直後ということもあってか、係員の人達はとても親切で好感を持った。はたして展示物は…。


ちなみに入場券は絵柄が3種類あり、好きなものを選べる。このアイデアはなかなか。

有名な絵本・挿絵画家村上豊氏の絵によるパネル紹介(左)と半立体模型で再現した上町の紹介。
こういっては申し訳ないが「しょぼい」。

半立体模型のアップ。スピーカーからはセリフも流れていて、竜馬の幼い時代をイメージさせるものらしい…が…やはりしょぼい。

半立体模型。今思い出してもやっぱりしょぼい。

パネル。絵は雰囲気があるのだが、読む気にはならない。館自体が狙うターゲット層はどこなのだろうか?少し低年齢向きなのかもしれない。

離れ。坂本家の離れをイメージした空間とあるが、ちょっと苦しい。

中庭には池等もあって、一所懸命さは伝わるのだが、やはり苦しいししょぼいと言わざるをえない。

この館のイメージを決定づけた展示。「ある日の坂本家」。ファンタビュー装置と呼ばれる模型と映像の複合演出装置とパンフレットには記載されている。


お面をかぶった役者さんが繰り広げる坂本家の一日。薙刀を持っているのはもちろん姉、乙女。左から父、継母、祖母。乙女をはさんで右側二人は龍馬の友人。龍馬は声だけの出演。


恥ずかしくて体が痒くなった。

二階の企画展示。大河ドラマ「新選組!」がテーマ。

大河ドラマについての展示の他、新選組についてのパネル紹介があった。特別すごいものではないが、一階の展示を見た後だったので食い入るように見てしまった。

ドラマ出演者のサイン。色々な人のサインが展示されていたが、一番目をひいたのは…。

田中邦衛のサイン…。すごい。

衣装展示。中央は主人公の近藤勇を差し置いて土佐の偉人、坂本龍馬のものが鎮座する。ちょっと露骨すぎ。

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