佐久間〜しらびそ高原 その2

富山村と最寄駅「大嵐」(住所は静岡県の水窪町となる)を結ぶ吊橋。
駅に渡るためだけにある橋としては立派過ぎるような気もする。

橋を渡ると道がカーブしていて、突き当たりに大嵐駅がある。また写真には写っていないが、右側に一軒、住宅がある。
道はカーブを描いたあと、隧道になっているが、通行止なので結局、盲腸道路となっている。

JR飯田線大嵐駅。平成9年に建てられた建物で結構モダン。

駅としてだけでなく、「人の集まる所」という機能も持っている。そのため、このようなテーブルや椅子が用意されている。
前回来た時は感想ノートみたいなのが置かれていて、ライダー達が結構書き込みをしてあったのだが、今回はそのようなノートが見当たらなかった。

大嵐駅の正面はトンネル。

後ろを振り向くと、またトンネル…。


そう、トンネル間のほんのすきまにできている駅なのだ。ちなみにこの駅から飯田線に一駅行ったところが小和田駅

駅の看板でもしっかり宣伝。人口が少なかろうと、それが日本一であればしっかり観光アピールとなるのだなと感心した。


確かに、ライダー等がちょこちょこやってくるようだ。超山間部の村でうろうろしていると、村民からうさんくさい目で見られるが、この村ではそのような人間を見慣れているのか、特別な目で見られることはなかった。

飯田方面に向けて、出発。


少し行くと、対岸に小和田駅が見えた。真ん中やや下に見える青っぽい建造物が結婚式祭殿跡だと思われる。

廃線跡
鉄道用のトンネルがあった。
何気なく通り過ぎたが、よく考えると、電化されている筈の飯田線で架線がない…。
ということは「もしかして廃線!?」ということで急いでバック、車を止めて段差をよじ登る。サンダルだったので1mくらい滑り落ちてしまった。

やっぱり廃線だった。後ろはトンネル、前は橋。橋自体は残っているのだが、枕木は朽ち果ててなくなっており、鉄骨も非常に危なげ、さすがに渡る気にはなれなかった。

橋はこんな感じ。落ちても死ぬ高さではないが、骨折は免れそうもない。ここまで無骨折、無縫いの記録を更新している自分としては危ない橋は渡れない。

それならばということでトンネルへ。ただ懐中電灯をもっていない自分としてはどこまで行けるか…。途中まではトンネルの壁面に切り込みがあり、光も入るのだが…。

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