大正村 その2

有料施設「大正ロマン館」。有料施設は4館共通で500円と安い。
ここでは初代村長であった、高峰三枝子と初代議長であった春日野親方の遺品が展示されている。
高峰三枝子の展示物はドレス・アクセサリー・自家用車・蝋人形等。春日野親方の展示物は手形・足型・まわし等。
あまり良く知らないので楽しくなかったが、団体でやってきていたおばさん達には大好評のようだった。
大正ロマン館2階。現村長の司葉子が出演した映画のポスター等も展示されていた。他の建物も含めて結構ピアノ・オルガンがたくさん展示してある。ここも十台ほどまとめて置いてあったが、ありがたみが希薄な展示方法。


ちなみに写っている映画のポスターは石坂浩二主演の「獄門島」。

1688年に建てられた旧三宅家。山中から二キロほど移築されたもの。ボランティアのおじさん達が数人くつろいでいた。
おじさん達にシソドリンクの原液を飲ませてもらった。本来はサイダーで割るものらしく、すごい味だったが面白かった。
とても暑い日だったが、風の通りがよくて居心地抜群だった。無料で見学できるが、有料施設の大正ロマン館よりはるかによかった。
おじさん達とのまったり世間話にふける。


奥の部屋に洋風テーブルセットが置かれていた。大正ロマン館で余っているものが置かれていたらしいが、おじさん達も「ここにあんなもん置いてどうするんだ」と愚痴っていた。全くその通り。
旧家で見られる屋根裏物置。登る事はできなかったが、なぜか物心ついた時から、この屋根裏というものに心を鷲掴みにされている。
「上ちょうず」、つまり便所。これは男小用。右の扉を開けると個室がある。

大正時代の歯科医。中に入ることはできないが、つげ義春チックに感じたのは自分だけか!?
これならそう感じるはず…。

逓信資料館。元郵便局で奥の建物が現郵便局。ここの展示は郵便・通信関係。建物と展示物がリンクしている。こうでないと。
旧公衆電話。受話機は取り外されており、無かった。

有料施設「大正村資料館」。写真に写っていないが、隣には「大正の館」という旧家家屋がある。
資料館はもともと、銀行倉と呼ばれる、繭の収納庫で手動エレベータを装備していた。ただ展示物はレコード・教科書・おめん・看板等で、建物とのリンクはなし…。
資料館横の大正の館入口にある洗い場。今でも階段を降りると、水路が流れている。結構鷲掴みにされた。

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