甲賀の里 忍術村 その3

子供会の連中は池で実施されてる水蜘蛛の術の順番待ち。
せっかく忍者村に来てるのだから、自分がどれだけ大衆の中に紛れ込めるか試してみた。

乳首が若干立ってるものの、我ながら子供らの集団に違和感なく混じってると思う。

続いて筆皇も挑戦。

さすが筆皇、仮面のような笑顔を駆使して、子供らの中に違和感なく入り込んでいる。

水蜘蛛の術はご覧のように水に浮く水蜘蛛を履いて、水の上を歩くというもの。一応ロープは張ってあるが、体制を完全に崩せば間違いなくドブン。

子供らの前で水浸しになるヘッポコな自分も悪くないなと並んでみたものの、どういう順番になっているのか絶対に自分の順番はやってこなさそうなので写真を撮るだけにした。

係員の忍者兄さんが子供達を優しく指導していた。

忍者兄さんが水蜘蛛を履いた時には、子供達の「落ちろ」コールにお約束通り、ひっくり返って水没、子供らの大爆笑をさそっていた。

さらに忍者兄さん、濡れた忍者衣装を脱ぐと、筋肉ムキムキのビキニムキムキ、引率のおばさんの溜息をさそっていた。

爽やかな笑顔で子供やおばさんの人気を独り占め。

筆皇がそんな彼を凝視していたので、またいつもの呪いをかけていたのだろう。

何となく何かに攻撃したい気分だったので手裏剣道場に向かう。

こちら手裏剣道場。
300円で8枚投げられる。
冷静に考えると微妙に割高な価格設定だ。

古い木造便所みたいな構図だが、手裏剣を投げるブース。

こちら今から投げる手裏剣。
当たり前だが結構重い。

忍者マンガだと手裏剣を手の平に乗せて、皿洗うみたいな動きで投げるのだが、やはり本物は違うようで、縦に振りおろすらしい。

例えるなら、ダイナミックな指差呼称を想像してもらえれば間違いない。
「手裏剣、ヨシ!」って感じ。

鬼太郎の親父を彷彿させる的がいくつか並んでいる。
さらにそれが視界に数多く並んでいると目玉親父の必殺技「逆もち殺し」に見えてくる。
そう、使うと5年寿命が縮むという技だ。
まぁとにかく、奥の親父を狙うもよし、手前の親父を狙うもよし。


係員が的の手裏剣抜いてる間は当然ながら手裏剣投げちゃ駄目なのだが、小学生くらいの子供が思わず投げてしまい、驚いた係員に怒られていた。


できれば見たかった。尻に手裏剣が刺さってトムのような叫び声をあげる係員を。

忍者道場。
フィールドアスレチックの忍者版みたいなものであり、各施設に書かれている忍文字を写して提出すると免許皆伝の巻物がもらえるらしい。

こちらは忍者の基本、石垣上り。高さは2m少々、手やつま先を入れる隙間がたくさんあるので大人ならそれほど難しくない。

ちなみに石垣の上に立つ少年、やたらとうるさかったので、小さい声で「うるせえぞ」とつぶやくと黙って去っていった。子供相手だと本当の自分が出せるのに。

石垣上り中の筆皇。
上から見てるとボルダリングみたいだ。

こちらは塀横歩き。
わずかな足がかりを頼りに塀沿いに歩くというもの。こちらもなかなか忍者っぽい。
体力を使わなくて済みそうなのでチャレンジしてみた。

前頁滋賀県観光スポットトップ次頁
観光トップ
ページトップ