甲賀の里 忍術村 その1
(甲賀市 2011/9)

伊賀と並ぶ忍者の里、甲賀にある忍者村。
忍者屋敷、忍術博物館、忍者道場(フィールドアスレチック調)がメイン。自分たちが行った時は子供会らしき団体がいて結構にぎわっていたが、目的地として設定しない限り、偶然通りかかるという場所柄ではないため、ついつい平日の客の入りを心配してしまう。
施設に内容からすると少々入場料が高い気もするが、田舎の私立施設としては普通の値段だし、HPで割引券出してるのでまぁこんなもんかと。

今回の子供会みたいな子供の集団だったらいいかもねという感じ。1家族単独、それも子供1人なんて場合はお勧めしにくいし、デートなんかは論外。


住 所 甲賀市甲賀町隠岐394
0748-88-5000
入場料 大人1,000円 中高生800円 小人700円 幼児500円
2歳以下無料 団体割引・インターネット割引有
駐車場 無料
開館時間 10:00〜16:00 夏季・GWなど9:00〜17:00
定休日 月曜日(除祝日) 冬季は天候により営業しないことあり
H P


伊賀と比較して何とも地味な甲賀の忍術村。

ブロンコビリーよりあさくま、
JALよりANA、
すきやより吉野家、
藤子不二雄Aより藤子・F・不二雄、
ケイちゃんよりミーちゃん、
      :
そして甲賀より伊賀

HNからは想像もつかないかもしれないが、自分の姓は伊賀派。なので少し後ろめたい気がしないでもない。

ちょっと微妙な1,000円を払って入場すると、すぐ左側に忍者型のポップコーン自販機が鎮座。よく見るとジャレコ製、ジャレコと言えば「忍者じゃじゃ丸君」ということで、後でネットで調べたらやはりじゃじゃ丸君自販機だった。
まぁ壊れてたけどね。

ゲートを越えたすぐ前の広場。
午前中雨が降ってたので、女の子が渡ってる木の橋以外はかなりぬかるんでいた。

小生意気な中学生くらいの女の子がぬかるみに足を突っ込んで黄色い悲鳴をあげていた。

彼女に何の非もないのは知ってるのだが、「ざまあみろ」と思ったことは人の親として墓場まで持っていく秘密の一つ。

当初は血迷った家族連れが2,3組いるだけだと思ってたが、子供会か何かの団体が来ていて大盛況だった。

子供が苦手な筆皇は苦笑いを浮かべるのみ。

志能備神社。
名も知れず亡くなった忍者を祀っている神社。

苦しい坂道を登りながら、「しのびじんじゃ」より「にんじゃじんじゃ」の方が面白いのにと思ったりする。

「忍者神社じゃ死んじゃいや!」
うむ、今日も絶好調だ。

志能備神社に祀られている甲賀大黒天。
江戸時代に作られたもので、木造としては日本最大の大きさ。
と、言ってもそれほど大きな像でない。

そういえば実家の隣に住んでたおばあさんがこんな顔だった。
怒らせると垂れたおっぱい振り乱して追いかけてきたもんだ。

猿飛佐助生誕の地の碑。
志能備神社からこの碑のあたりまではあまり人も歩いておらず、何となく寂しい雰囲気。

ちなみに「さすがの猿飛」の主題歌は「恋の呪文はスキトキメキトキス」。
今でもこの部分だけなら歌える。まぁ歌詞の6割はこのフレーズなのだが。

甲賀の民家を移築した岡田家。
内部は甲賀忍術博物館となっている。

移築したらしいのだが、苔のむし具合などなかなかいい感じ。


子供メインの施設ながら子供に媚びてない岡田家の説明板。
子供に媚びないのはいいが、字は薄くなってるわ、文脈がバラバラだわで大人にも媚びてない。
で、結局大人にも子供にもよく分からない説明となっている。

郷土資料館内部。
古い民家を改造した郷土資料館というのは結構あちこちで見られるので、この構図自体はそれほど珍しくない。

とは言え、展示内容は忍者、忍術に関するものばかり。
忍術三大秘伝書「万川集海」をはじめ、忍術の資料数としては世界最多だ。

「猫の目を見て時を知る」
タイトルと絵はとても誇らしげだが、天候や季節という概念は全く無視されている。

待ち合わせに使えば、仲違い間違いなし。
…というか、そんなに都合よく猫いないし。

甲賀忍者出身と言われる滝川一益の書状。
自分が知る限り、「たきがわ」の「たき」の漢字は「滝」のはずなのだが。

古い資料館などではお約束の自然分解の破片が大事な資料の上にチラホラ。l

野良着。
右側の人、かなりご立腹の表情。

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