桃厳寺(名古屋大仏) その2

3基のペット(主に愛犬)の供養塔(塚)がある。
まぁ現代ではペットも家族同様なので、死んだ時には人間同様弔ってあげたいと思うのだろう。ホームセンターとか行くと、プードル用とかダックスフント用とか犬の種類によって餌の種類も分かれてるし。

そういえば家の外で犬飼ってる人って少ないね。

一番奥にあった供養塔。
供養してもらいながらなぜか厳しい顔の犬と猫より一段低い所には気弱げにうつむくヨークシャテリアの姿も。
なぜ彼(彼女)だけ寂しげなのか不思議であるが、ヨークシャテリアとロールスロイスの発音が意外と似てたりすることのほうがもっと不思議。

可愛がってたペットの卒塔婆が並ぶ。
ラブ一世、ラブ二世…、ヨーロッパの国王みたいでなかなかかっこいいのだが、日本に住む以上、昔の天皇みたいに「ラブ、後ラブ」とすべきだった。

ちなみにしつこいようだが、昔飼ってたチャッピーというマルチーズは小便壺に落ちて死んだ。

ふらふら歩いてると本堂らしき建物発見。
名古屋の一等地にバカでかい境内を持つ割に本堂は意外と控え目。

本堂近くの慕情観音。
説明板には「眺めているだけで思い出すことがある」とある。

さっき飯を食ったかどうかも思い出せないボケ爺さんになったら再び訪れてみたいが、そんな時にはこの観音像のことも忘れているだろう。

本堂付近から大仏を臨む。
トライダーG7を思い起こさせる景色に、思わず「♪竹尾ゼネラルカンパニー」と主題歌の一部を口ずさむ。
会社で受けた電話の内容はすぐに忘れても、こういうことは忘れない。

本堂の脇に「ねむり弁天」などの寺宝が納められている建物がある。有料拝観はこちら。

住職を呼ぶ時はこの鐘を二回鳴らせと書いてある。気が小さいので鳴らす音も小さかったが、すぐ返事があったのには少々驚いた。

現れた住職さんに拝観料1,000円を払うと、パンフレットとお守りをくれて住職さんは姿を消した。

とりあえず壁にあちこち飾られている来訪者の写真をぶらぶら見てみる。

写真はヨガの妙技を披露するリンガム師の写真。彼がなぜ半裸になる必要があるのか、そしてこのガムの宣伝みたいなポーズが果たして妙技というほどすごい技なのか、謎は深まるばかりだった。

参詣してますます人気が出たという、青空はるお、あきお両氏。
知らないのでウィキペディアで調べたら、その後解散していた。

とはいえ両者、特にあきお氏は味のある脇役として誰もが知ってるくらいテレビに出ているからご利益がなかったともいえないのだが。

タノキントリオの田原俊彦。
この寺から「ザ・ベスト10」の中継を行ったらしい。

書いてて「ザ・ベスト」というエロ本思い出した。

歌ったのか?俊彦!
歌ってるよ俊彦!
それでいいのか桃厳寺!?

名古屋大仏建造中の写真が多数貼りだしてあった。

だいぶ完成が見えてきてご満悦の住職。
サイズ的にはちょうどガンダムくらいか。

脇の建物から本堂は繋がっており、内陣前に出た。

日本一と言われる巨大木魚。片手で触るだけで罪業が消えるという。

1/10サイズの大仏像。
こちらは金ピカだが、本物はヒッポリト星人が地団駄踏んで悔しがるほどの緑。

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