桃厳寺(名古屋大仏) その1
(名古屋市 2011/6)

織田信長の父である信秀(桃厳道見大禅定門)の菩提寺として信長の弟、信勝が建立したのが始まり。1712年に現在の場所に移転された。名古屋の市街地である本山近くにありながら4,000坪の広さがあり、都会のオアシスといいたいところだが、そんなおしゃれな感じではない。
目玉の大仏は1987年に建造されたもので名古屋市内では唯一のものとなる。2006年には現在の鮮やかな緑色に塗り直されている。愛知県内にある布袋や東海市の大仏ほどのインパクトはないが、旅行系、B級サイト系の共に多く紹介されている。

通常の参拝は無料であるが、ねむり弁天などが見られる弁財殿は拝観料が1,000円かかる。拝観料相応のものが見られるとは言えないが、有料拝観者にはお札と男根お守りがもらえる。

住 所 名古屋市千種区四谷通2-16
(052)781-1427
拝観料 無料 ただし弁財殿は拝観料1,000円
駐車場
H P 公式HPはないが多くのHPで紹介されている 


山手通沿いにある無料駐車場に車を停め、歩くこと2分ほどで桃厳寺境内への入口がある。
人や車の多い山手通りからわずか2分で、あたりの雰囲気は劇的に変わる。

左手は墓だらけ。自分のまわりは蚊だらけ。

大仏のすぐ横にあるかなりオープンな便所。
さすがにこの状態で使ってる人はいなかった。

いたらトイレの花子さんより怖い。いや花子さんも怖いな。

右手奥が境内に入ってきた入口。
本堂らしき建物も見つからないまま大仏に辿り着いた。


大仏の説明かどれどれ…と思って読んでみるといきなり「見物の対象ではない」と書いてある。つまり寺に寄進した人、寺が許可した人のみが拝観の対象となるということらしい。まぁ、後で有料拝観するからこのあたりは許してもらうとして、さらには16歳未満の団体もお断りともある。こちらはソロだし、年齢も幸か不幸か制限の2.5倍なので問題ない。というか問題があってもいいから16歳に戻りたい。

広々としたところに置かれていると思っていた大仏だったが、敷地の隅の一区画があてられていた。それでも100坪i以上ありそうだが。

言うほど興味があるわけでもないのだが、なぜかなんやかんやで大仏見てる気がする。

ミドレンジャーが裸足で逃げだすほどの緑っぷり。俗にいうところの「キング オブ 緑」というやつだ。

リーフレットに掲載されていた塗り直す前の写真。こっちの方が大仏っぽいと思うのだが、話題的には今の色の方が特色あるだろう。

さらに象も同じ体制では苦しいらしく、若干移動している。

リーフレットと言えば、掲載されている写真は入れ替えた方がいいと思う。この中でも何人かは本当に仏様になってそうな気がする。

台座を含めて高さ15m。正対した写真だと小さく見えるかもしれないが、台座のすぐ下から見上げると結構迫力がある。

鮮やかな銅像チックな緑。
模型で再現する人のために、タミヤカラーの「ハナ肇銅像グリーン」が推奨されている。

大仏のおひざ元を囲む象像。
さすがにアフリカ象ではなくインド象だった。
妙に嬉しそうな目元と股間の睾丸が印象的だった。

大仏右手側の台座にはゴージャスな入口があった。
当然ながら開かない。開いたところで昔の大仏みたいに中が展望台にはなっているわけではないだろうが。

大仏の膝元の僧侶像。
仏陀の弟子だろうか。

自分と近からず遠くないその頭部。
それでも自分より毛が無い人を見ると少しホッとするのは未練というものだろうか。

大仏背面。
自分はこのボリューム感のある尻がお気に入り。全体的にムチムチ感のある大仏だ。

恐らく大仏と同じサイズの手。
妖怪人間ベラがよくこんな感じのことをしてた気がする。

大仏を満喫したので有料拝観のある本堂に行きたいのだが、それらしい建物が見つからない。とりあえず道のある方へ進んでみる。

右手に愛犬供養塚というのがあった。
アンマッチな組み合わせながら、なんとなくほのぼのとする塚だった。

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