下栗の里 その1
(飯田市 2011/4)

久しぶりに訪れた遠山郷土館のおばちゃんが勧めてくれたスポット。
40度近い傾斜に民家が張り付くように建っている景色はオーストリア・チロル地方に似ているとされ、東京学芸大学教授によって「日本のチロル」と命名された。平成21年には日本の里100選(長野県は下栗含めて3か所)の一つに選ばれている。

国道152号線から外れて登ること15分弱、道はそれまでの林間コースから開けた九十九折れとなる。途中いくつかビューポイントの看板が立てられているのだが、車を停めるスペースがあまり無いことや、日没近い時間ということもあって無念ではあったがパスした。九十九折れの道を登りきると、広い駐車場のあるそば処「はんば亭」に到着。そこから20分ほど歩いた場所に里を俯瞰できる「天空の里ビューポイント」が造られている。

確かに結構美しい景色なのだが、期待が高すぎたこともあって少し期待ハズレであった。ただ、あまり天気が良くなかったことや、季節的に中途半端だったというマイナスポイントがあったのも事実。紅葉・青い空・綺麗な夕焼けなど、ちゃんとしたシュチュエーションがあればもっといい事が書けたかもしれない。


国道152号線を上村小学校で右折し、ひたすら山道を登っていくこと20分弱(?)、広い駐車場に到着。
ここから下栗の里を見下ろすビューポイントまでは徒歩になるので車はここに停めていく。

ここに来るまでにいくつかビューポイントの看板が建っていた。上からだけでなくいろんな角度から下栗を眺められるようであったが、時間が無くてパスしてしまった。

そば処やお土産屋、旧小学校跡に建つロッジがあったが、17時を過ぎていたのと悪天候で他の客は皆無だった。


駐車場にあった周辺案内図。
なんか上等そうな木を使った案内図だったか、一言で言えば「見難い」。

駐車場には夕日スポットの看板が出ていたが、夕日どころが雨がどんどん強くなる。

最初は夕立だと思っていたので、雨上がりには山に架かる虹がさぞや美しいだろうと期待していたのだが、いつまで経っても雨はやまない。綺麗なのは絶え間なく雲間にほとばしる雷光ばかり。

雨が小やみになるのを車の中で待っていたいのだが、幌を外していたので落雷すると死にそうなので待てない。かといってフラフラ歩いてると自分に落雷して死にそうなので歩けない。

仕方がないので雨は降っているがビューポイントに歩くことにする。

駐車場から舗装道を5分少々歩くと、ビューポイントへの分岐がある。
最初は分岐が分かるか心配だったが、これでもか!これでもか!ここじゃ!ここじゃ!というほど看板が出てるので見落とす心配はない。

未舗装の道を1分弱歩くと注意事項が書かれた立看板がたくさん建ってる地点にたどり着く。

色々書いてあるけど、大前提として「自己責任」とのこと。
まぁそりゃそうだわね。

この先、自転車やオートバイの進入は禁止、徒歩のみとなる。
「滑落、転落は自己責任です」、うーん、分かってるよ〜。

自己責任において少々危険な場所でも入らせてもらえるのはありがたいのだが、事ここに及ぶと少々くどい。

万一の事故の際のトラブル回避であるのは理解できるのだが、、昨今の「自己責任」という単語の独り歩きには少々辟易する。

登りだし当初はそれほど道幅も狭くないのだが、半分を過ぎるあたりから確かに危険といえば危険な場所が出てくる。

時間は18時過ぎ、夏とは言え、「雨天+山の中」ということもあって、実際の景色は写真よりかなり暗い。おかげで何度かつまづいた。

看板の分岐から緩やかな登り道を歩くこと約10分、「天空の里 ビューポイント」到着。

もうちょっと展望台っぽいところをイメージしていたのだが、実際はごらんの通り、「プチ山道」。

看板と募金箱とパイプ柵があるだけで、恐らく10人中7.5人は「へ?ここが展望台?」と思うはず。


ビューポイントから眺めた「下栗の里」。
期待しすぎた反動で少々物足りなさを感じたのも事実。紅葉や虹や夕日とまではいかなくても、晴れててくれればもう少し期待通りの景色だったのかもしれない。

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