依佐美送信所跡 その3

ずらりと並ぶ発電機等々…。
高校時代に物理の試験で7点しか取れなかった自分には全く意味不明。

往時の本館の写真。
解体されたのは平成18年のため、見学会などで実際に見た人も多く、HPでも結構掲載されている。

鉄筋コンクリート3階建の本館。
ドイツ式の建造物らしいが設計者は日本人。

「メトロン星人に似てますね」と係員のおじさんに言いかけてやめた。

昭和4年4月の開局式記念撮影。
個人的にはこの日本人とアンマッチなシルクハット姿が嫌いではない。

キャプションの通り、支線の取替え工事。
なぜ「廃」や「跡」という言葉が好きなのか分からない。とにかく物心ついた時から好きだった。それと同様、高い所が嫌いなことに理由なんていらない。とにかく怖いものは怖いのだ。

送信機の説明板。
過言ではないそうだ。

主直流機励磁用電動発動機。
「主直流発電機・主直流電動機に磁力線を電気的に発生させる(励磁)ための電源供給用発電機。発電機用・電動機用核1基の発電機はシャフトにより誘導電動機に直結されている。」

要は「風が吹けば桶屋が儲かる」ということらしい。

反対から見ると星型エンジンチック。

送風機スイッチ。
他の機械が何をするためのものか分からない中、とりあえず「スイッチ」という役割が見て取れる数少ない装置だったので撮影。

異郷の地で地元の方言を聞いたように親近感がわいた。
「君、スイッチでしょ?俺知ってるよ。」ってな感じと言えば分かるだろうか。

主誘導電動機・主直流発電機。
何やらモーターみたいだが、よく考えればモーターも発電機も基本同じような仕組みなので当然と言えば当然か。


そういうことです。


できれば、イラストというか図でもあればより親切じゃないかなと思いますよね。


でも、イラストついても分かんないものは分かんないですね。


各種操作に使用する装置やメータが並ぶ操作室。

記念館でも操作室を模したコーナーが作られているが、中に入ることはできず外から眺めるだけ。

「空中元素固定装置」の親戚かと思ったが、どうも違うらしい。


ちなみに海蔵村の受信所は後に兵庫県に新たな受信所が設けられたことにより開所10年で停止されている。

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