出口付近から入口方面を撮影。
木造の蔵としてはとても大きいのだが、資料館としてはやはり狭いし展示も少し弱い。

花火のポスター近くに展示されていた「岡崎繁盛商店双六」ポスター。


このほぼ半月前、岡崎中心街である康生通にあった松坂屋が閉店している。岡崎の中心街であった康生通の凋落ぶりを目の当たりにして何とも皮肉なポスターである。

看板にもあった日吉丸と蜂須賀小六、出会いのシーン図。
そういえば国道1号線の脇に像があったはずなのだが、久しぶりに通ってみると見かけなかった。工事中だったのでどうやら一時的にどかされているらしい。

八丁味噌最古の味噌樽。
「記念撮影に使って下さい」的な展示に誘われて複数の家族が記念撮影。残念ながら年賀状の写真に使えるような背景ではないが。

次の蔵に移動する際に見た給水タンクらしき建造物。廃チックだが現在も使用しているかどうか不明。説明のお姉さんに聞いてみたかったが、列の先頭を歩くお姉さん遥か彼方。

田舎の便所の扉を彷彿させる一階の扉。見た感じ現在は使用していないようだ。

隙間から中を撮影。
向こう側の扉を突き破る水が通ると思しきパイプなどが見られたが、やはり何の施設か分からない。

次の蔵へ移動、何やらドラマのセットを歩いているようだ。


気が付くとパーティーは遥か前方。気が小さい割には、いや気が小さい故にこうした集団の輪からはぐれてしまう。

次に実際に使用している味噌蔵を見学。

高さ1.8mの巨大味噌樽がずらっと並ぶ壮観な風景。その隅では幸福な家族が記念撮影中。

なぜか微笑む外人集団による警告張り紙。和風な味噌蔵にはすこぶるアンマッチであるが、日本人の苦手部分をよく理解しているとも言える。

明治36年製造の味噌蔵。
不謹慎ではあるが日本昔ばなしに出てくる棺桶を思い出した。ただサイズ的にはギガントピテクスくらいでないとちょっと余る。

写真ではうまく伝わらないが、味噌樽摩天楼の間を人が行く風景はなかなか迫力がある。
資料館のような展示施設ではないが、こちらの方が見学していて楽しい。

蔵の外には休憩中の味噌樽が天日干しにされていた。
説明のお姉さんが「次に使う前にはちゃんと洗います」と自己フォロー。先に言っておかないと見学客に帰ってから何を言われるか分かったものではない。世知辛い世の中。

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