八丁味噌の郷 その1
(岡崎市  2010/2)

岡崎の名物である八丁味噌の製造元による産業観光スポット。
一般的に産業観光スポットというと工場などその製造工程の見学というのが常であるが、ここはメインとして機械導入前の製造工程を登録文化財の蔵に再現して見せている。築100年の蔵に実際使用していた道具を用いての実物大ジオラマは確かに目を引くが、正直なところ、展示よりも実際に使用している巨大味噌樽が整然と並んだ味噌蔵の方興味深く見ることができた。やはり産業観光は実物が一番だなと自分で納得しながらの見学となった。他に注文があるとするなら試飲できる味噌汁と田楽の量が少ないなと。まぁ試飲だから文句言えないが。


住 所 岡崎市八帖町往還通69
(0564)21-1355
入場料  2010年3月から個人見学も予約要
駐車場
開館時間 9:00〜16:00
休業日 年末年始
H P

駐車場から撮影した本社事務所。二棟とも登録文化財指定されている。


残念ながら事務所内部は見学できない。

正門横の登録文化財指定の碑。
石材で造られ、すこぶる岡崎チックだ、

本社屋根の避雷針(だと思う)。
よっぽど気にしないと目に入らない場所だが細かいところまでモダンなのは戦前の建物らしいところ。

正門前に展示されている旧ボイラー&ストーカー。残念ながらどれだけ熟読しても意味が分からない。これが理解できる頭脳があれば大学にも行けたかもしれない。


現在はガスボイラーに置き換えられているとのこと、さすがにこの辺りはオール電化では厳しいだろう。

「メカニカルなドラえもんのポケット」。
自分の中ではそれ以上でもそれ以下でもない。

こちらはプラスチックケースに格納されたストーカー。載せといて言うのもなんだが、この写真を見て喜ぶ人がいるのだろうか。

見学は自由見学ではなく、案内人先導タイプ。この日は30分ピッチで実施されていた。


今回のパーティーの組み合わせは怪しげな中年カップル、子供連れの数家族、そして中年ソロの自分。


一人で参加するのは別に寂しくない。あえて言うなら同パーティーの子供がたまに送ってくる同情的な視線が少々気になる程度。

見学時にもらったアンケート用紙。
見学後、記載したものと引き換えにお土産の味噌パックがもらえる仕組み。


問3の質問、本当は知らなかったのだが、「知っていた」に丸をうつ。

駐車場から見た本社事務所の裏側。
通路の関係で写真が撮りにくいようで、ペンタックスの一眼を持ったお父さんがウロウロしていた。

観光バスでやってくる団体客グループとあちこちで遭遇。


「第二次箸が転げても笑えるお年頃」世代特有の甲高い笑い声が敷地のあちらこちらから聞こえてくる。
どうして味噌の資料館でそんなに笑えるのか全く理解できないが、彼女らの中では味噌の資料館も吉本も同類なのだろう。

敷地内のあちこちに古い蔵が並ぶ。
窓の上の小屋根にまで瓦がふいてあってとても豪華。

資料館の手前にはお地蔵さん。
自分と同じくらいあちこち写真を撮りまくってたお父さんもこの地蔵さんはスルー、だから自分は撮影。小さな優越感に一人微笑む。

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