(通称)細谷トーチカ その2

記憶と写真で描いてみたトーチカ1階内部。あくまでもイメージなのでそのあたりご了承を。

開口部から砲口部方向を撮影。
天井は背の低い自分でも頭がつっかえる程度なので1m60くらいか。
天井面には東西に走るスリットがある。

少し角度を変えて撮影。
側面の壁には縦にスリットがある。


中央右の四角い穴は通気孔らしき穴。

通気孔らしき穴近影。
多分外部と通じているので土砂の流入がみられる。

土砂で埋まっている砲口部。
外側からの写真撮影を完全に忘れていたため内側のみ。とても哀しい。

砲口部より開口部脇の小部屋入口を撮影。
ストロボを焚いているのでそこそこ明るく見えるが、実際にはほとんど光が入らない。

北側壁面。
小部屋への入口と通気孔らしき穴。

開口部。
右奥の天井に二階へ上がる為の穴がある。
(画像にカーソルを当てると表示)

北側壁面の小部屋入口。
写真ではフラッシュで土砂の流入が確認できるが、現地では真っ暗な空間にしか見えなかった。

小部屋内部。
1.5mほど奥で縦横共に狭くなっており、その奥は土砂の流入で埋まってしまっている。


見た限りではこれ以上奥に部屋があるとは思えず、出入口のような感じであったが、ここまで出入口が埋まるとも思えない。
一言で言うと「よく分からない」ということだ。

写真を見たい方はコチラ フラッシュの瞬間、天井に黒いシミのようなものが見えた。集団カマドウマかとも思ったが、いくら何でも塊が大きすぎる。
気を取り直して携帯電話のライトをあててみた。
結果は今まで見たことがないくらいの大規模な集団カマドウマだった。


悲鳴をあげながらトーチカの外まで一目散。
逃げる最中、「カマドウマとマラドーナ」というフレーズがやたら脳裏をよぎって困った。

気をとりなおしてトーチカの主室に戻り、天井を撮影。
細長い鉄の板のようなものが埋め込まれていた。最初はパイプかと思ったが。

こちらは壁面に埋まった鉄片。
その左側には筒状の金属が並んで埋まっている。


(画像にカーソルをあてると拡大)

開口部入って左側にある二階へ上がる為の穴。高さは天井から1.5mほどか?


車に積んだ脚立を取りに戻るのが面倒だったので、筆皇の肩に立ってよじ登りにチャレンジしたが失敗。
185cm級二人だったら可能かもしれないが、結局一人しか登れない上に降りる時が危険なのでやめておいた方がいい。

ということで車に戻って脚立持参。
脚立は伸ばすと2mちょいになるタイプ。


今回は幸い楽なルートだったので脚立を取りに戻ることができたが、谷からの登りルートだったら二階はあきらめていただろう。

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