陸軍伊良湖試験場 その4

階段には手摺りも何もないので、夜大人数での移動は危険。
そういった輩がどうなっても構わないのだが、立入禁止になっても困るので。

往時は金属製の手すりがあったようなのだが、ご多分にもれず戦後持っていかれて売り払われてしまったようだ。

床部分は結構厚いコンクリートで造られているが、建造後80余年を経ており、よく見るとあちこちかなり痛んできている。

どうせ崩れるなら、やんちゃな方達がいる時にしてほしい。まぁ最悪自分がいる時でなければそれでいいのだが。

壁に残された電灯のスイッチ跡。

戦後米国の占領時代に書かれた「FIRE EXIT(非常口)」の文字。
前回来た時よりかなり削られてしまっていた。
その右には「まほ」ちゃんと誰かさんの相合傘。

ちなみに自分は職場にロケでやってきた「とよた真帆」を見たことがある。想像以上に綺麗だった。
一緒にやってきた「宍戸錠」はほっぺた以外、ちょっと加齢臭のする普通のおじさんだった。

窓から見下ろす無線電信所。遠くには渥美火力発電所が見える。

削れた窓枠と逆光が綺麗だったから撮影してみたが、あらためて見ると意味不明。

屋上へ上がる階段。
さすがにこちらは手摺りがついている。
まぁついてなかったら登らないだけだが。

屋上には風速計竿など立てる穴が残っている。外周の囲いは低いので風が強いとかなり危険。

海に向かって伸びる直線はかつて軽便鉄道が走っていた痕跡。

同じく屋上からコンクリート建造物を見る。

同じく屋上から筆皇を見る。

やはり登るより降りる方が怖い。

室内の様子。
一階は倉庫代わりに使用されてるが、階段が使いにくい二階以上は転用されておらず、がらんどう。

気象塔と道を挟んで建てられている無線電信所。
前に一度入った上、ご覧の有様なので外観だけ撮影。

再び田戸神社に戻る。
写真は神社西端の貯水槽。当時のものかどうか不明だが、コンクリートの感じからすると当時のものではないかと。

貯水槽近くの標柱。
こちらは当時のものでないような気もするがとりあえず掲載しておく。

公園南方の木造建造物。
こちらも関係ないかもしれないがとりあえず掲載しておく。

この他、公園南部の民家敷地内に数棟のコンクリート建造物を見つけたが、犬は吼えるし、自分達中年ツナギ二人組だし、通報されそうなので撮影せず。

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