文化のみち二葉館 旧川上貞奴邸 その2

廊下の一部分をガラス張りにして創建当初の煉瓦基礎を見せている。


通過する人の8割は15秒以上立ち止まらない。まぁ雰囲気を楽しむ施設だから仕方ない。

創建当初の配電盤。
スイッチには洋館・附属屋・井戸など解体時には存在していなかった建物の名前が記入されていた。


こちらもあまり客がしっかり見ない展示の一つ。

機織機っぽいが、配電盤から伸びた配線。ガラス張りなので写真が撮りにくい。

創建当初の扉。
クラシックなどこでもドアがあったらこんな感じだろう。

一階の旧茶の間・婦人室。
婦人室は貞奴の親しい友人が通された部屋だったとある。


現在は貞奴や桃介が使用した小物などが展示されている。

当時正門に掲げられていたとされる表札。

茶の間の奥にある二畳の書斎。重厚な座布団は山田君泣かせ。

廊下の外に見える蔵。どうも入れないらしい。

貞奴邸の設計・施工を行った「あめりか屋」の説明板。


説明板ではこの建物を「『和洋館並列型住宅』から『洋館単独和室吸収型住宅』へ以降していく流れの中間的なもの」と紹介している。
「和」だ「洋」だと書かれると、どうも便器を想像してやまない。とりあえず、「住宅」を「便器」に読みかえて想像できる形状について討論したい。

舞台写真や夫婦湯呑などの小物展示。全体的に女性より男性の方がしっかり展示を見ていたような気がする。

貞奴の当たり役の一つ、サロメの台本。猫ではない。

半円形の出窓に飾られたステンドグラスが美しい旧食堂。

 
旧食堂に展示されていた川上貞奴・福沢桃介の説明板。詳細はWikiにてご覧あれ。

ステンドグラス。
山だということ以外、何も分からないが御在所でないのは間違いないだろう。
木曽山系か?

ドイツ人画家が描いた貞奴のポスター。外人にしてはよく描けているが、顔が少々怖い。

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