寸又峡温泉 夢の吊橋 その1

慰安旅行でお世話になった「求夢荘」。
大井川鉄道フリーパスと宿泊がセットになった企画ツアーにて使用。
最初は別の宿にする予定だったが、ここ以外は既に満室だったので、宿泊。


しかし実際泊まってみると、料理も風呂もサービスも満足。これでどうしてこの宿だけ満室でなかったのか。思うにHPを持っていない(多分)からではなかろうか。
このご時世、HPがあるというのが当たり前で、無いとなるとついつい敬遠しがち。実際自分もその傾向はある。
サービス業をやる以上、HPは必須だなと、この宿のサービスに満足しながら思った。
先月泊まった城崎温泉の宿はHPはあったが、部屋も料理も温泉も最悪だった。それでもここより1.5倍の料金。
インターネット社会、情報が氾濫する世の中で、見る目は今まで以上に必要だ。

寸又峡のカモシカ象。
この温泉地が開発されたのは明治になってからで、それほど古い温泉ではないようだ。


宿で聞いた話では、寸又峡温泉で13件の宿があり、住人は30名ほど、通いの従業員が100名ほどいるとのこと。
また、冬季は温泉全体で訪問客が30人、紅葉時期は1万人、時期が悪いと夢の吊り橋も2時間待ちになるらしい。
美しい景色と引き換えに人ゴミを見るか、何もない田舎でぶらぶら過ごすか。
自分はいつも後者を選択する。

カモシカ像下の寸又峡温泉説明板。
残念ながらよく読めないが、とにかく温泉は自分の好きな硫黄泉だ。


寸又峡温泉でかけ流しの温泉は2件しかなく、そのうちの1件は今回泊まった「求夢荘」らしい。

寸又峡の町営露天風呂に向けてのんびり歩く。
温泉街という雰囲気はほとんどなく、いわゆる「田舎」。この辺りは好き嫌いの分かれるところ。
まぁ、あまりカップル向けではないような気がする。

小川にかかる橋。
観光用にかけられたようだ。

でも通行止。
無理して渡っても、何があるというわけではなさそうだ。

町営露天風呂。
露天風呂とは言ったものの、目隠しが厳重であまり露天の雰囲気は感じられない。
入浴料は大人400円。営業時間は18時30分まで(受付は18時)。宿でのんびりしてると入れない。


かけ流しではないようだ。

町営風呂近くの「娯楽の殿堂パチンコ さくら園」。
そこらの廃パチンコ屋以上の「廃」っぷりであるが、実は営業している。
寸又峡唯一ともいえる遊技場。


ただし、この日は休業日であった。

店前のダイドー自販機は当り付の駐車料金箱として余生を過ごす。

温泉というより、田舎のおじいちゃん家に来たみたいだ。
夜ともなれば、カブトムシやクワガタもよく見られるそうな。

バス亭前の土産物屋にずらりと並ぶ下駄集団。
土産のメインはやはり川根茶。

一番神社らしい神社の外森神社。


奥に急な階段があった。


見るだけにしといた。

いいね、つぶれた商店跡。

数少ない喫茶店、その名も「寸又苑」。

つぶれてるけどね。

6月ということで、アジサイも綺麗だった。

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