海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館) その3

「あきしお」入口付近から艦尾方面を撮影。スクリューがなければ飛行機のよう。

入口付近から艦首方面を撮影。暇だから、なんとなく写真を撮ってしまう。潜水艦の表面って思ったよりチュルチュルじゃないのを知った。

艦内に入る直前は建物の外なのでとても暑い。進みそうで進まない列に少々イライラする。

やっと入ることができた。
入口付近は金属チックに見せてるけど、実は柔らかい壁だった。元は先任海曹室とのこと。


艦内にはソナー音が流れて雰囲気を出している。たまに鯨の鳴き声も入ってるらしい。

艦内のトイレ。
本館で見たものと基本的には同じだが、やはり本物は雰囲気がある。

同じくシャワー室。本館のものはあまり細かい造形まで再現されていないので、ゴチャゴチャしている感じが良く分かる。

連絡箱らしき引き出し。鍵もついているので個人用かとも思うが、乗員全ての分はなさそう。偉い人用か。

寝室入口のネームプレート入れらしき金具。全て憶測で書いている自分が悲しい。

出入口へのハッチ。
できれば開いた状態で、中がどうなっているのか見たかった。

狭い艦内を見学客が列になって進む為、目線より低い部分がどうなっているのかあまりよく分からない。

 
仕官寝室。左が昼バージョン、右が夜バージョン。こうした立入禁止区画は人が入らないので見やすいが、結局列が進んでしまうので、じっくり見る時間はない。現状では仕方がない。

こういった状態なので、じっくり見られるのは天井くらい。なんとなくアナログチックな天井は撮影対象としては良い。

食堂。こちらもお偉い様用か。

スロープの左手が士官寝室、右手が上の食堂。

食事の受け渡し口と食堂兼会議室。

士官寝室。
落下防止ベルトと体を包む寝袋。船以上に3次元の動きをする潜水艦で充分睡眠をとるのは大変そうだ。

ベッド一段分の高さはこれくらい。いないだろうが、肥満人だとベットへの出入りも大変だろう。

想像を超える狭さの艦長室。
今回、色々潜水艦について学んだが、一つの疑問が解けるとまた次の疑問が湧いてくる…。帰り際ずうっと考えていた…なぜ艦長室の壁はあんな色なのかと…。

このあたりから先は艦の中枢部分となり、撮影禁止となる。少し広くなっており、潜望鏡が二本、操縦席や難しそうな機械が置かれている。床の一部(約50センチ四方)を強化プラスチックに変えてあり、下層(魚雷発射管室)が見られるようになっていた。
それ以外はひたすら前のおじさんの薄くなった後頭部をながめつづけた艦内見学だった。
きっと自分の後ろのカップルも同じことを思っているだろう。
「ずっと、このおじさんのハゲ頭ばっかりで飽きたわ、私。プンプン。」
「まぁまぁ、後で俺の潜望鏡伸ばしてやるから待ってな。ビョンビョン。」

艦内に入って15分ほどで外へ。
正直1時間待って見学するというのであれば、無理に見なくても良いと思う。
「見た」という満足感は得られるかもしれないが、中枢部分以外は特別見て楽しいものではない。要は外観ほど、内部のインパクトはないということだ。


ただ自分は見ておいて良かったと思う。人に自慢できるから。

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