海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館) その2

昭和30年アメリカから貸与され「くろしお」と名づけられた潜水艦のカットモデル。
小学生の頃、こんな感じのガンダムプラモを持っていたが後に破壊した by爆竹。

「くろしお」ドルフィンマーク。
この背筋が伸びたシャチホコみたいなのが、ドルフィンらしい。なにやらディープだ。

潜水艦の構造を示した「あきしお」カットモデル。
右上にはやはり熱いセリフ「KNOW YOUR BOAT(己の艦を知れ)」が見られる。

カットモデルのアップ。
GIジョー調人形が絶妙。夜になると動き出すらしい。

居住区部分アップ。
「士官室は作戦会議から事務作業、食事や休憩にも使用されるマルチスペース。士官の部屋は3人用で3段ベッド。」

「あきしお」断面カット。
実際に「あきしお」艦内を見学しても、見学できる範囲は決まっており、満ち溢れる見学客でちゃんと見られるのは目線より高い部分ばかり。本物という満足感はあるが、期待したほど艦内の様子は分からない。それに対し、こうしたカットモデルは潜水艦の構造を知る上で実物を見る以上に分かりやすかった。

潜水艦の艦内を簡易的に模したコーナー。
潜水艦特有の詰め込みさはさすがに再現できないが、各部屋がどうなっているかは実物よりも分かりやすい。

士官寝室。
昔の寝台列車以上に狭そうなベッド。プライベートもあったものではない。1Pしてるとすぐばれるのが難点。

トイレとシャワー室。溜めた大はどうするのだろうかと調べてみたが、メインタンクをブローする際に一緒に排出してるらしい…?

食堂。実際の写真をうまく組み合わせて雰囲気を出している。

潜水艦には昼も夜もないので、日没から日の出時間までは艦内を赤灯にするらしい。
「アンタも好きねぇ」がよく似合う色だ。

潜望鏡。
多客時など、「あきしお」を見学できない人用らしい。これをのぞいていたおばさんは係員から、「中で見られるから先に進んで下さい」と言われていた。
ちょっと高飛車な言われようにおばさん若干憤慨。

潜水艦の歴史を紹介するコーナー。
「あきしお」見学入口付近のため、中途半端な客の多さだと、ちゃんと見られないまま先に進まなければならなくなる。

国産潜水艦の変遷を説明しているパネル。列の進み具合が微妙に速くてじっくり読めなかった。

古いタイプの葉巻型「はやしお」型潜水艦。
昭和41年に竣工した「あさしお」を最後に、以後涙滴型に移っていった。

涙滴型「うずしお」型潜水艦。
実物展示してある「あきしお」もこの涙滴型。

艦載対潜無人ヘリコプター。
「1960年〜1970年代、米海軍が開発した無線誘導対潜ヘリ「DASH」。対潜魚雷2本を装備し、原潜に投下する。着艦操作が難しく、損耗率が高い米海軍では1974年頃に全廃、煽りをうけて部品調達が難しくなったため、自衛隊も1980年頃廃止した。」

専門学校時代に愛読していた「沈黙の艦隊」によく出てきてた魚雷。

「あきしお」入口付近から撮影、あちら側は出口側。近くでみてもやはり大きいなと実感する。

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