海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館) その1 (呉市 2007/7/14) |
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広島県呉市宝町5−32 (0823)21-6111 9:00〜17:00 火曜(除祝日)・年末年始 入館料 無料(ただし混雑した場合は1時間毎に入場整理券を配布) 駐車場 付近の有料駐車場を利用 HP:http://www.jmsdf-kure-museum.jp/ |
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2007年4月、大和ミュージアムの向かいにオープンした海上自衛隊の資料館。2004年まで実際に使用されていた潜水艦「あきしお」がどかんと置かれており、内部も実際に見学できるのが目玉。主な展示内容は自衛隊の歴史、掃海艇について、潜水艦について、そして「あきしお」内部見学となっている。「あきしお」の隣に建てられている資料館本館への入館はすぐできるのだが、潜水艦内部は狭いこともあって非常に混雑し、多客時には整理券制となる。通常、大和ミュージアムとセットの見学になると思われるが、先にこちらを訪れ、見学もしくは整理券をもらっておいた方が良い。 潜水艦中枢部以外は写真撮影可。 |
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大和ミュージアムから撮影した「あきしお」。全長76.2m、説明によるとほぼジャンボジェットと同じ大きさらしい。「あきしお」は「ゆうしお」型潜水艦の7番艦で、1986年から2004年までの18年間実際に使用されていたもの。 真横から全体を撮影するには広角カメラを使用するか、この場所から撮影するかのどちらか。 |
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駐車場付近から撮影。 第一印象は「でかい」。記念撮影はこのアングルがメインになると思われるが、走ってる自動車や潜水艦にかかる信号が邪魔。 |
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魚雷発射管部分アップ。 | ||
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信号を渡ってほぼ真下から撮影。 「てつのくじら」とは良く言ったもので、ここから撮影するとナガスクジラに見えないこともない。 見えている丸いのは主錨を格納する部分。下にかすかに見えているのが主錨。 |
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入館は「あきしお」の下をくぐって。 オープン当時やゴールデンウィーク中は入るのに1時間近くかかったらしいが、さすがに今はそんなこともなかった。 |
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入口付近。 このあたりで記念撮影する人もチラホラ。この日の見学客は家族連れが多く、やはりお父さんが張り切っているパターンがほとんど。 台風明けだったせいか、思ったよりも年配の人は少ない。 |
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エントランス。 入場無料なので思ったよりシンプル。係員は自衛隊員なのか外部なのか分からないが、心なしか笑顔が少なく、威厳らしきものも感じる。 |
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1F 海上自衛隊の歴史。 パネルが多く、現物展示がないため、スルーする客が多かった。「今日の海上自衛隊」という展示もあったらしいのだが、気付かなかった。 |
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2F 掃海艇の活躍。 主に戦後と湾岸戦争後の機雷除去について展示。国際貢献を含めた海上自衛隊の役割を理解してもらうための展示。機雷など現物展示は多いのだが、どちらかといえば地味なイメージもあってか、3Fの展示と比較すると見学客も若干スルー気味。そもそも地味な活動だから啓蒙活動を行なっているのだろうけど。 写真は「ペルシャ湾で掃討した機雷LUGM-145」。 同僚に「コインを手にのっけるとパクっと口の中に入れる蛙の貯金箱に似てるね」と話していたら、殺気を感じた。係員は自衛隊員かもしれない。 |
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重りがついてる55式2型機雷。殺気が怖いので、余計なことは言わずに先へ進もう。 |
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機雷処分具S-4。 有線で遠隔操作し、機雷に爆薬を投下する。 |
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「水面に浮上した機雷を銃撃で処分する機関砲」とある。 「20ミリ機関砲 係維切断し浮上した機雷本体や浮流機雷を処分するために装備されている。機関砲弾を機雷本体に貫通させ水没させるが、水没させただけでは完全に危険性を除去できないとして、近年、この方法はあまり使われない。」 銃撃したら機雷が爆発してしまいそうな気がするのだが、どうも違うらしい。 |
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薬莢受けみたいなのや照準器が男心をくすぐる逸品である。できれば実際に触ってみたい。 | ||
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同僚が「大和についてたやつですか?」と聞いてきた。どうやら彼は大和ミュージアムと勘違いしているらしいが、係員の近くで聞いてくるのはやめてほしい。殺気を放出されてしまうじゃないか。 | ||
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掃海艇「ははじま」搭載の発音体。 音響機雷を処分するための音を出す掃海具。 |
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「ははじま」に搭載されていたフロート。掃海具が沈んでしまわないよう、釣りの浮きの役割を果たす。 | ||
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掃海艇「あわしま」に搭載されていたフロート。機雷と接触したため下半分が大きく凹んでいる。 | ||
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写真は掃海艇「ははじま」の後部甲板を再現したコーナーの一部。掃海具を巻揚げる巻揚機が置かれている。 | ||
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「ははじま」の後部甲板を再現したコーナーのクレーン部分。ここから右側は吹き抜けになっており、海部分を示している。 | ||
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吹き抜けに吊り下げられたフロート。 上のクレーンと合わせ、海面に浮かんでいる状態を再現している。 これらは竿、リール、浮きの巨大バージョンみたいな感じで、機雷相手の釣りチック。 |
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3F 「潜水艦の活躍」 1階の自衛隊、2階の掃海活動と比較して人気がある階。この館の特徴として、このようなメッセージ系ボードが多い。 |
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