爆釣ツアー外伝 混浴!伊豆の踊り子ツアー その3

次は銅像のあるところに向う。
河津七滝(”ななだる”と読むらしい)の畔にあるらしいがそんなの本に出てこなかったけどなぁ。
とりあえず標識はあるが、わかりにくい側道に入って駐車場に止める。森の中なんですけど…

結構な角度の山道を10分ほど下りる。これ、帰りを考えるとげんなりするなぁ…。

河津七滝の最後の釜滝。最後!?しまった!!通りで観光名所なのに入口がわかりにくいんだ?と思ってたら逆からきたみたいだ! …って事は、通常ルートから来てればあの崖を下らなくても来れたってことで、帰りに登らなくてもいいってことで…。クモハ半ベソ。


ま、とりあえずシャッター速度を遅くして撮ってみた。

心なしか少し肩が下がって寂しげなクモハ。吊橋を渡ってるところがより哀愁を感じさせる。

七滝の一つ初景滝まで来てやっと銅像発見。もう汗だく。この後ペリー来航記念館に行く予定だったけ「どとりあえず温泉に浸かろう」と予定を変更するほど汗だく。

後ろの滝にピントを合わせたいんだけどダメだった。
ここで、あろう事かクモハが観光客にシャッターを頼まれた!あまりの疲労に寄るなオーラが弱まっていたんだな。シャッター押してるよ。まだまだ青二才だな。

イメージでは踊り子が学生さんに憧れている感じだったから前後ろ逆では?
踊り子は14歳のわりにでかくない?
とか色々考えている筆皇は違和感なく景色に溶け込んでいる。つもり。

せっかくなので七滝は制覇してから温泉に向うことにする。途中、新しそうな石像もあった。

通常のルートで来ると最初に見ることになる大滝。
逆から来たからかもしれないけど、この大滝だけ大層な入口になっている。これは天城荘という温泉宿の私有地か?と思うくらいの歩道になっていて、

これ以上近くには行けない。行こうと思うと天城荘に宿泊するか外来入浴しないと行けない。でも、ここの露天風呂は混浴だけど水着着用。これはちょっと… 混浴じゃなくていいから温泉は裸で入りたい。

って事で七滝を切り上げて汗だくになった体を癒すためにテレビでも何度か紹介されている混浴露天風呂「黒根岩風呂」まで来た。

ナイスビュー!
いいねぇ!ここもいいねぇ!
階段の下に見えるのが温泉。木で囲われているところが脱衣所になる。

脱衣所は丸見えだけど、ここは男子用。女子用の脱衣所はちゃんとした小屋っぽい建物。もちろんちらちら覗くおじさん達もいるので着替える時は用心が必要になる。

アメリカを見ながら入れるよ。残念なのは地球が丸かったのでアメリカは見れなかった。露天風呂は三つあって、脱衣所に近いほど湯温が高い。一番奥の少し高めの位置にある風呂はいい温度らしく長湯できるみたい。

波打ち際の露天風呂は気持ちいい!熱いけど。
奥にある風呂に行きたいけど肩に桜吹雪が描いてあるお兄さんとその彼女が入っているので遠慮してみた。

桜吹雪のお兄さん達が帰った!
クモハと一緒に移動しようとしたら既にそれを待っていた男性客で一杯になってしまった。しかも湯温が低いから女子もあっちに入る確立が高い。と、マゴマゴしている隙にカップルが続々と乱入してくる。嬉しいんだけどタオルを巻いてるとはいえ目のやり場に困る。
??男性客がちらちらと戻ってくる?と思ったら来たカップルは続々と奥の風呂へ!最終的にはカップル風呂になっている!5組のカップルが奥のぬるい方の風呂でひしめき合ってる! 
その中には逃げ遅れた男性客が3人… 目のやり場に困ってる上に出るに出れなさそう。でも嬉しそう。

結局奥の風呂に行けないまま帰ることにする。写真なんて撮ったら捕まりそうだったから写真も撮れず…
旅館やホテルが多く並ぶこの場所だからこそ、そこに泊まりに来たカップル達が沢山入りに来たんだろうなぁ。
混浴に水着やタオルを巻いて入ってくる女子を見てちょっと可愛そうな気がしてしまう。こういうときは男子の方が便利だな。

若干の事故渋滞に巻き込まれながらのんびり帰る。途中のSAに夕飯がてら寄る。
食事も済んで車に戻る時に
「すいません 忙しいですか?」と見るからにヤンキーの娘二人が筆皇に近寄ってきた。ま、まさか逆ナンか!?と心の中でちらっと思ったのもつかの間
「カメラお願いします」
…まてーーー!!! ただのSAだぞ!?な・ん・で・こ・こ・で!
「あの松のところで」
松?ひょっとして
「門松?」
「そう!それ!」
珍しいか!?写真撮るほど珍しいか!?しかもなんで君らはそんな薄手の上下スウェット一枚なんだ!?ピンクとクロ!こっちはダウンまで飛び出す防寒装備だぞ!!
「行くよ〜 カシャ」
「あっ 横向いちゃった」
なんで!!「行くよ」って言ったのになんで横向く!!
「あ でも綺麗に撮れてるよ ほら」
と相談し始める
「うん いいんじゃない」
「ありがと〜」



少し離れたところでクモハが笑っていた。

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