伊吹山プチ登山 その1
(坂田郡伊吹町  2005/5)

昨年(2004年)は八ヶ岳縦断に挑戦し敗北したGW、今年も高めの山に登ろうとしたが自分の引越でなかなか思うような空き日がとれず日帰りプチ登山を決行。今まで「日帰り」=「鈴鹿」ばかりだったので、今回は日本百名山の一つ伊吹山に挑戦。
麓の登山口から登るのが普通の登山者なのだが、登山のインターバルも空いていたので3合目までゴンドラを使用。たかだか1300m、それもゴンドラ使用ともなれば楽々だと思っていたが、体力的にはとても厳しかった。
画像がいきなり飛ぶのは撮影したデータを紛失してしまったから。

3合目、ゴンドラを降りて撮影。思ったよりも山頂まで距離がありそうだ。木々深い御在所と比べて高い木がない伊吹山、単調そうな登山に背中のリュックが重く感じられたGWの一日。

引越直後で小リュックを発見できず65リットル大リュックでプチ登山。八ヶ岳も冬の御在所もGWの伊吹も同じ装備。
それらしい装備をしててもサンダル履きのお姉ちゃんに抜かれるはったり者。

3合目付近ではオートキャンプもできる。高原っぽい雰囲気で心地よさそうだ。シーズンが良い割にはそれほどテントの数は多くなかった。

だらだらと4合目に向けてプチ登山開始。気温も上がり体温も上がる、なのにモチベーションだけは上がってこない。

引越のドタバタで途中の画像を紛失、ということでいきなり7合目付近。自動販売機のある5合目からはひたすらつづら折りで高度をかせいでいく。少々退屈な行程と、自分を抜いていくミニスカートのお姉さんにうんざりする。

7合目到着。
ギターの弾き語りをするおじさん、大きな犬を連れてあるくおじさん、無限の体力で駆け上がっていく子供…、雰囲気だけ味わいたいプチ登山者の自分達からすると見てはいけない人たちだった。

野に咲く花がとてもきれいな伊吹山、これを目当てにおとずれる人も多いようだ。大きな一眼レフを構える人に羨望のまなざしを送ってみる。

小さな祠のある8合目到着。
ハイキングコースの休憩所みたいな雰囲気。

7合目から大きく展望は変わらず。天気はいいのだが少しガスっているのであまり遠くまで見渡せない。それでも筆皇とのプチ登山でこれだけ晴れれば御の字。

頂上も近くなってきたので先日買った和泉守兼定(之定)を帯びる。

鞘の銘を見るとどうやら贋物をつかまされてしまったようだ。

筆皇得意の幕末座り、その下半身を覆うのはスノボ用綿入保温ズボン。

刀を持った以上振りまわさるを得ないのが男子の宿命。傍らの少年もやりたそうな顔をしているが、まだまだ青い。

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