足助町散策 その3

日本刀の材料となる「玉鋼」。大量の砂鉄を木炭で丹念に焼いていき、ちょびっとだけできる超貴重品。現在は製造されておらず、見せてもらったものも戦前のものとのことだった。
「では今は何を材料に作っているのですか」という質問は気の弱い自分には難しかった。

遊びで作ったという手裏剣。かなり長い期間ほったらかしにされてあったのは、棚に残る跡を見るとよくわかる。




香嵐渓南側の「香嵐橋」という吊橋。夏休みの日曜ということで、人は満杯だった。

秋には真っ赤に染まる香嵐渓だが、この時期はまだまだ緑一色。それでも上品な緑でこれはこれであり。


町中で見たクリーニング屋ののぼり。
日本人が憧れる体型(12.5頭身)をしたモデルを露出することによって、更なる客寄せ効果を狙っていると思われる。
身長が180cmだとすると頭の大きさは14cm。

動き出そうとしている路駐車の前をうろうろしていた猫。人懐こくてかわいいのだが、去りがたくて困る。

足助の中心街から車で5分程の場所にある「百年草」。足助町の福祉センターで、宿泊施設、温泉、レストラン、ハム工房、パン屋等が揃っている。
今回初めて訪れてみたのだが、閉店が異様なほど早い…。風呂は入場16:30、ハム屋が16:00、パン屋が16:30、レストランでも19:30OSとなる。自分が訪れたのは17:00、「慈愛の像」が落ち込む自分をそっと慰めてくれた。あらぬ方向見てるけど。

足助ハム「ZiZi工房」
ベーカリーショップ「バーバラはうす」
と、働いている人は老人が多く、生涯現役を支援しているらしい。だから夜が早いのか。




再び香嵐渓に戻る。写真は香嵐渓の中心部ともいえる香積寺。この地を領した足助氏の居館跡に1427年建立された寺。現在では愛知県屈指の観光地ともなっている香嵐渓、このカエデや杉も、この寺の11世参栄和尚が手で植えたもの。写真は参道から撮影した山門。


 説明板

山門近くの土塁。足助氏の居館を囲む土塁の跡。

本堂。
足助氏滅亡後、この地を領した鈴木氏代々の菩提寺ともなっている。紅葉のシーズンは足の踏み場もないが、この時期はとても静か。
背後の山は飯盛山城跡。足助城とは異なる。

本堂方面から山門方面に向いて撮影。
紅葉していき、美しさが増すのと比例して人の数も増えていく。

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