赤目四十八滝 その3

 


雨降滝。散策路沿いの柱状岩から絶えず雨のように水がしたたり落ちてくる。散策路には岩に張り付いていて落ちてきた氷らしきものが多数。これが頭上から落ちてきたらちょっと危ない。

骸骨滝。写真中央右の岩が頭蓋骨の形に似ていることから名づけられた。骸骨というよりエイリアンっぽい。

身が切れるような冷たい川の中に魚が多数泳いでいた。身が締まってうまそうだが一口サイズで物足りなそう。

水が流れる音というのは非常に癒される。特にあのゴポゴポゴポ…って音。しかし聞きようによっては詰まった洗面台のように聞こえなくもない。こういうとこだけ妙にイメージが膨らむ。

散策路横の凍りついたプチ滝。

散策路からちょっと登ると更にスケールの大きな氷滝が見られた。すぐ下から写真を撮ろうとしたが、たまに大きなつららが落ちてくるので身の危険を感じて取りやめ。


 パノラマ写真

赤目五瀑のひとつ荷担滝。落差8mほどということであまり期待していなかったのだが、五瀑最高の美しさを持つ。巨岩を挟んで落ちる二つの水流が荷を担っているように見えることから名づけられた。すぐ上にも二段ほど滝になっており、数値以上の迫力がある。

荷担滝を横から撮影。滝本体だけでなく周りの風景を含めたトータルバランスで更に美しく見える滝。こればっかりは写真ではとても伝えられないのでぜひ実際に見てもらいたい滝。

荷担滝を上方から撮影。中央の岩が「荷」にあたる。

雛壇滝。その名の通り、雛壇のような様相を持つ。ただ「滝」というネーミングは若干苦しいような気もする…。

赤目五瀑最後の滝、「琵琶滝」。落差15m。滝の形が琵琶に似ているということから名づけられたらしい。オリオン座から棍棒を持った大男を想像するのと同じくらいのイマジネーション力を持っていたらうなずけるかも。

五瀑の中で千手滝の次に上からの姿が美しい滝でもある。

五瀑を過ぎると道が途端に悪くなる。琵琶滝で引き返す観光客が多いからなのだろうがちょっとした登山気分。

岩窟滝に向かう途中で見られる「モアイ岩(命名自分)」。

赤目四十八滝最後の岩窟滝。名前だけ聞いた時には岩窟の中から水が流れ落ちてるのかと思ったが、実際は写真右上の岩窟から名づけられたもの。少々がっかりしたが、滝自体は想像したより迫力がありよかった。


ここから来た道を戻り、サンショウウオセンターまでは約1時間半ほどの道のりだった。先に進んで出合からバスに乗る手もあるが、出合までは約30ほどの道のりがあり、バスの本数も少ないので戻った方が無難と思われた。実際、自分の前を歩いていたカップルは出合方面に進んだが、バスが無かったようで、約2時間後とぼとぼ歩いているのを車から見かけた時は悲壮感さえあふれていた。

前頁 観光
//
観光トップ