赤目四十八滝 その1 (三重県名張市 2004/1) |
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火山活動でできた渓谷に連なる多数の滝が見られる観光地。「四十八」は「四十八手」と同じで、数が多い例えで用いられるもので実際の数とは異なる。「これが滝?」と思えるような落差にも「○○滝」の名前がつけられているので、イメージする「滝」と呼ばれるものは20弱くらい。「森林浴の森百選」や「日本の滝百選」にも選ばれている。 今回は冬季に訪れたので人も少なく、充分に景色を堪能できたが、木々が紅葉する秋には観光客が数珠つなぎになるらしい。人ごみにまぎれて紅葉を見るもよし、人気の少ない冬にその幽玄さを感じるもよし、個人の好みもあるだろうが、自分は綺麗な風景を人ごみの中で見るのはあまり好きではないのでこの時期に訪れて良かったと思っている。 |
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車を駐車場に停め、連なる土産屋を抜けると赤目四十八滝への入口となる。駐車料金は写真の入口に近い駐車場が800円である以外はほとんど600円くらいが相場。 伊賀忍者発祥の地ということで撮影用看板がぽつねんとたたずむ。 |
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赤目四十八滝の入山料は大人300円。これには日本サンショウウオセンターの入場料も含まれている。入口で料金を払い、館内を抜けて散策ルートへの入口となる。 サンショウウオセンターの開館時間は9:00〜17:00(4月〜11月)、16:00(12月〜3月)で閉館時は建物横を抜けていくと思われる。 |
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サンショウウオを中心とした両生類の飼育を行っているが、飼育している動物が動物なので、女性上位のカップルはあまり真剣に見ることもなく、滝方面へ抜けていった。 自分は爬虫類や両生類が苦手ではないので結構時間をかけて見学した。 |
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なんの飾り気もない水槽の中でじっとしているオオサンショウウオ。もうちょっとプヨプヨした肌を想像していたのだが、結構シワシワだった。焼いて食ったら滋養強壮に効きそうだ。 | ||
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俗にいうところのウーパールーパー。微笑んでいるような顔に愛嬌があり、活発に動くのでかわいかった。 一時期やきそばUFOのCMにも使われてブームとなった。自分が通っていた高校でもブームに乗って飼育していたそうだが、風の便りによるとすぐ全滅したげな。 |
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サンショウウオセンターを四十八滝へ。川の横に設けられた散策路を奥へ進む。一番奥の岩窟滝まで3.5キロほど。案内板にはおよそ2時間の道のりと書いてあるが、写真を撮ったり、しっかり見学するとちょっと難しいので、3時間ほどみておいた方がいいかも。実際自分は一番奥の岩窟滝まで3時間半ほどかかった。 | ||
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最初に見られる滝らしい滝、霊蛇滝。落差は6mほど。あまり大きな滝ではないが、目の前に広がる池の蒼さが神秘的だった。 | ||
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赤目五瀑のひとつ不動滝。幅7m、落差15m。不動明王から名づけられたとある。 | ||
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散策路は滝に沿って作られているので、この不動滝をはじめ、ほとんどの滝を上から眺める事ができる。 昔、アニメで、主人公が川に流され、滝壷に落ちる直前で脱出するシーンを見たことあるが、実物を見るとそれはちょっと難しそうだ。 |
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この赤目四十八滝は火山活動でできた峡谷で、散策路沿いには巨岩がゴロゴロしている。苔むしていい雰囲気。 | ||
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巨岩の一つ、八畳岩。名前そのままであるが、実際に八畳ほどの広さ。ちなみに自分の家は7畳半ほどしかない。 | ||
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滝を連続して見て行くので、散策路も当然川に沿って登って行くことになる。道の部分はあまり傾斜があるわけではないのだが、階段は結構きついものがあり、膝が弱い人は注意。 | ||
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赤目五瀑のひとつ千手滝。幅4m、落差15m。岩に沿って幾筋かに分かれる姿から千手の名を冠せられたらしい。落差15mなので、もともとものすごく落差のある滝ではないのだが、周りの風景が大きいのでさらに小さく見える。 |
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ということで、つまんでみる。必要以上に力が入った中指がセクシー。 | ||
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