吉野ヶ里遺跡 その2

ちょっと分かりにくいけど、物見櫓が突出部分に築かれているのを撮影。


 説明板

 


南内郭に復元された竪穴式住居とその内部。大人と呼ばれる上位階級の住居。

南内郭の環濠。濠を作るために掘った残土で土塁を築き、その上に杭を設けている。規模は違うが城の形がこの時代には既に形成されている。

吉野ヶ里では九州で唯一となる銅鐸が発見されている。「鳴らしてみよう」と書いてあったので鳴らしてみた。30過ぎた男が一人で嬉々と銅鐸を鳴らす…ちょっぴり哀しい風景だったことだろう。

展示室にあった北内郭の写真。二重の環濠で守られているのがよく分かる。

環濠の外側から北内閣主祭殿を撮影。何と三階建て(一階はないけど)で、弥生時代の建造物のイメージが大きく変わった。

外側の環濠を渡っても鉤型に曲がってしか入ることはできない。外側から内部の目隠しにもなっている。中国の城郭都市の影響を受けているらしいが、こちらも千年以上先の城郭にも見られる構造。


 説明板1
 説明板2

ちょっとした迷路のような板塀を越えて行くと、やっと北内郭の内側に入る事ができる。

主祭殿。吉野ヶ里近隣のクニを含めた中心的建造物。二階では吉野ヶ里の王が周辺のクニの支配層を集めて会議が行われ、三階では最高司祭者による祖先のお告げを聞く部屋があった。この部屋で聞いたお告げを二階に伝え、様々な事が決定されたとある。


 パノラマ

直径50cmほどの太い柱。日本の遺跡についての説明板も展示されている。

主祭殿二階。復元された吉野ヶ里王と近隣地域のリーダー層の会議の様子。


 パノラマ

主祭殿三階。祖先のお告げを聞く最高主祭者とその従者。もちろんイメージは卑弥呼だろう。

北内郭内の斉堂。祭りの道具を保管する場所だったらしい。

物見櫓上から眺めた二重の環濠。

物見櫓。北内郭の物見櫓のひとつは上に登る事ができる。上からだと内郭のつくりが良く分かるのでお勧め。

前頁 観光 次頁
//
観光トップ