港区防災センター その2

二階へ上がる階段部に展示されている、消防ヘリコプター「なごや2」の実物カットモデル。

ローターも後ろ半分もカットされているとはいえ、館内ではとても目立つ展示。もちろん機内に乗り込むこともできる。

左右席(どっちが運転席か分からないので)の間に飛行体験用の液晶モニタがある以外は多分オリジナルの操縦席。

もちろんレバーも引けるし、ボタンも押せる。

自分の車にもこれくらいメータやボタンが欲しい。
そこに必然性や機能など必要ない。ただボタンとメーターがあればそれでいい。

3列シート(2,3列目は簡易シート)になっており、なぜか3列目の座席からしか押せないスイッチを押すと飛行体験映像が中央の液晶モニタに映る。
飛行体験と言っても災害時の本部とのやりとりが映ると言ったほうがより正しい表現かもしれない。

スイッチやレバーの方に興味がいってしまい、モニタの映像はほとんど見ることがなかった。多分みんなそうだと思う。

マグロの兜焼きを彷彿させる横からのカット。

ヘリコプターにさえ灰皿がついていた、古き良き時代に思いをはせた。

ヘリが空を飛んでいるというコンセプトで名古屋の主な建造物が壁に描かれていた。

名古屋城を破壊したことがあるという名古屋繋がりでゴジラも描かれている。

名古屋の象徴を破壊した割にはフレンドリーなポーズなのが少々気に入らない。

1929年(昭和4年)に配備されたアメリカ製のポンプ自動車をモデルに消防署員が作成したもの。

子供が乗るとちょうどいいが、自分が乗ったら腹がつかえた。

1935年(昭和10年)にベンツから買ったはしご車をモデルに消防署員が作成したもの。

子供が乗るとちょうどいいが、自分が乗ったら腹がつかえた。

荷台の備品にはベンツのスリーポインテッドスター。

ボンネットにもスリーポインテッドスター。
消防隊員が作成したとのことだが、ここまで作りこんであるとは大したものだ。

 
消防服を着てみようコーナー。
ヘルメットをかぶっただけで、それなりの気分が味わえる。逆説的に言えば「服装の乱れは心の乱れ」は正しい。

お目当ての地震体験室。
地震が起きたら、まずはテーブルの下にもぐり、揺れが収まったらガスの元栓を締め、脱出。そして脱出の際にはブレーカーを切る。

ここまでの動作を行うのだが、最近のガス機器は地震時にガスの供給が停止されるので無理して元栓を消す必要はないそうな。

自分が体験したのは阪神淡路大震災のパターンだったのが、関東大震災など数パターンあるようだった。
機械の揺れだと分かっているのでなんとかなるが、実際に地面がこんなに揺れたら…と思うとやっぱり地震は怖い。

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