深山第三(男良谷)砲台 その3

北側の観測所跡。
写真の階段や石積みなど以外は特にこれといった遺構は見つけられず。

観測所から砲座(南側)を撮影。
石積みの壁に小さめの格納庫らしき窪みがあった。

石段を上った所から振り向いて再度南側を撮影。自分で載せておいて何だが、意味がある写真なんだろうか。

観光用の案内柱。
紀州侍末裔による落書きは全くセンス無し。

40m歩いて海岸へ。
石積みの水路らしきトンネルが口を開けている。

とりあえず中を覗いて見る。
奥に光が見えるので砲台側と繋がっているようだ。向こう側に出てみようと歩いてみたが、とてつもなく下が滑りやすいので、早々に撤退。

後で砲台側を探してみたが、このトンネルの出口は見つけられなかった。

上陸用の突堤。
奥の部分はしっかりしていたが、写真中央から左の根元部分は左側に崩れてしまっている。
それほど波は強くなかったが、島根の二の舞だけは避けたかったので突堤の上には上らなかった。

海を挟んで友ヶ島が見えた。
あっちに砲台、こっちに砲台、船だけが戦力だった頃であれば、由良要塞の存在意義はよく理解できる。

突堤を南側から撮影。
先端部分に階段が見える。


突堤根元部分から撮影。
ご覧のように先端部分と崩れた根元部分は石の種類も積み方も全く異なっている。何となく後に出来たっぽい根元部分が崩れているのは計画に基づいた建設と急場の建設の違いだろうか。根元部分がいつできたのか分からないので全くの推測なのだが。

砲台のある山側から降りてきているこちらも排水路らしき石積み。
水雷関連施設を探したのだが、潮が満ちているようで奥には行けず、残念ながら探しきれなかった。

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