豊田市 こども体験館 その1
(豊田市  2010/10)

正式名称は「豊田地域文化広場」。体育館やプール、テニスコートなどの他、茶室や陶芸施設も備える豊田市のスポーツ&文化施設。
今回訪れた「ことも体験館」はその中の「けやきホール」内に置かれた子供用施設。キーワードは「あそぶ・みる・うごかす・つくる」ということで、室内アスレチック遊具をメインとした親子で楽しめる施設となっている。

市営の子供向け無料室内施設となると、何となく薄暗くて、遊ばせてるつもりが段々気が滅入ってくるようなものも見られるが、ここは明るい雰囲気で施設も充実しているので非常に遊ばせやすい。自分はやらなかったが土日には工作教室も開かれるようなので、計画立てて行けば一日まるっと楽しむことができるだろう。

今回は積木コーナーで少し遊んであげた知らない子供達5名くらいにロックオンされた。子供らに捕まっている自分を見て母親らしき二人が「あーあ、捕まっちゃった」と笑っていた。「????」と思ってる間に子供らに服や手を引っ張られてあちこち連れまわされた。子供は嫌いではないのだが、無限の体力を持つ生物、五体を相手にするには39歳という年齢と突き出た腹は少々厳しかった。

住 所 豊田市西田町けやき1
(0565)53-0671
入場料
駐車場
開館時間 9:00〜17:00
休業日 月曜(除祝日)・年末年始
H P

けやきホール入口。
妙に薄暗いのは帰り際に撮影したため。


主に子供用の施設が集められている「けやきホール」の施設案内図。
遊戯施設の他、工作教室や陶芸教室も備えている本格派。

公営のこうした施設では珍しいアグレッシブな案内文。少し名前というか紹介文負けしている施設もなきにしもあらずであるが、有効に使えば一日フルに楽しめるだろう。

ロビー。
写真は閉館間際なので人がほとんど写っていないが、日中は弁当を食べる親子や疲れたお父さんでほぼ満席だった。

何より新聞が読めるのがありがたいのだが、大抵誰かが読んでるので日経新聞くらいしか余っていない。

土日には子供対象の工作教室が開かれている。
この日も紙粘土で作ったケーキらしきものを手に持ってる親を多くみかけた。若干の費用はかかるが、イオンとかで遊ばせること考えれば安い安い。

一階の「ちびっこひろば」。
公営の室内遊具にしては本格的で、二階の「わくわく広場」にも接続している。

あまり人が写ってないのは、やはり閉館間際だから。

ご覧の通り、結構立派な造り。
大人でも充分遊べそうだが、対象は12歳まで。

遊んでいた子らが一緒に入ろうというのだが、さすがに人目もあるので、「おじちゃん、14歳だから無理」と断る。

隣で聞いていたおばさんが苦笑い。おばさんのために言ったと思われるのもシャクなのだが、苦笑いとかされると屈辱的。

はしごを伝って上に上がって行くと二階に行くことができる。
子供らは好き放題に上り下りするが、こちらは彼奴らの動きに合わせて別の階段で上り下りするので汗まみれ。なんで知らない子のためにここまでやってるのか分からない。

ちびっ子広場の奥には狭いながらもボールプールやジャンボ積木、絵本などを備えるコーナーがある。

子供らが本を読んでくれと持ってきたが、「おじちゃん、文盲だから無理」と断固拒否するも、押し切られる。

仕方ないので彼らが持ってきた本を朗読…。
あきらかにストーリーが怪しい。裏表紙を見ると「登校拒否児に読ませる本」とある。
入学前のガキんちょに読ませる本ではないが、とりあえず感情豊かに朗読してやった。

…気がつくと子供らがおらず、一人で朗読。
「汗かきながら絵本を一人で朗読する怪しい中年男」、これがまわりの人々に与えた自分の印象。

裏切り者のガキんちょらが呼びに来たので再び館内散策。
なぜに自分の子供をほったらかしにして知らない子と遊んでるのか分からない。

おもちゃ広場入ってすぐ、右手にはジオラマ、左手には工作室がある。
「豊田少年少女発明クラブ」、なかなかいかしたネーミングじゃないか。

通常なら動かして遊べるようだが、この日は調整中のため見るだけ。そう、列車も動いてないジオラマをただ見るだけ。

ジオラマはよく見るNゲージでなく、HOゲージということで迫力あるのだが、ヨーロッパの都市がモデルになっているのでいまいちリアリティに欠ける。

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