レールマウンテンバイク Gattan Go!! その2

14:30部隊スタート。
子供会の団体らしき子供達が次々とスタートしていく。写真&動画は友達のスタートに合わせてダッシュする体力無尽蔵な小娘。


 (1.03M)

こちらは会の保護者らしきおじさんのノーマルスタート。
動画の最後にはこの日のために購入した周期表Tシャツで胸を張る筆皇登場。


 (3.47M)

全てのRMBが出発し、満を持して姿を見せたトロッコに皆の注目が集まる。
みんなが笑ってる、お日様も笑ってる、皆が指差して笑う中、トロッコはスタート。
今日もいい天気だ。


 (7.08M)

 (おまけ 7.59M)

最初は引っ張られるのかと思ったが、見晴らしをよくするためか2台並行原付で押してくれる。

駅から見えないところまで行けば、もしかしてまたがらせてもらえるかもと淡い期待を抱いたが、全く声はかからない。

もちろんそんな事お願いする強さもない。

割と安全だと思われるトロッコでもヘルメットの着用は必須。

どうでもいいが、無言&無表情の中年男二人を乗せているせいか、係員の表情が心なしかつまらなさそうな気がする。

カタタン、カタタン、と列車チックな音を響かせて原付&疾走ベビーチェアの快走は続く。

行きは微妙に下り坂らしいのだが、さすがに牽引車が原付だけあって時々先行する自転車に追いつきそうになる。自転車の小娘達は必死になって漕ぐ。
狩る側と狩られる側、39年の人生の中で圧倒的に後者の立場が多かった自分としては、こんな立ち位置も悪くないなと。

よく言えば「インディージョーンズ」チックな、悪く言えば「お母さんが井戸端会議に夢中になってしまった時にブレーキが外れて坂道を下りはじめたベビーベッド」的な感覚が味わえる。

定員は一応6名なのだが、ご覧の通りの狭さで全員大人では少々厳しい。

この状況下で脱線はなかなかありえないだろうが、神岡鉄道時代の補助レールがまだ残っている。

係員が乗ってない方のカブ。
無人のくせに車輪だけがクルクル回る姿はゴリラーマンに出てきた幽霊自転車を彷彿させる。

自分で漕がなくていいだけあって、のんびり景色が見られるし、写真もたくさん撮れる。
そして何より体力を消耗しない。

トロッコもプライドさえ捨てればなかなかオツなもの。のっけからプライドなんかないから結果オーライ。

高原川に架かる神岡大橋。市街地(と言っても微妙だが)近くにこんな渓谷があるのに少々驚き。景観としてはいいのだが、木々の葉がギャランドゥになってあまり川や谷は見えない。
季節が違えばまたいいのかもしれないが。

 (8.75M)

最初の駅跡である「神岡大橋駅」。
廃線前は待合室があったようだが現在は撤去されている模様。
お洒落でキュートなキノコ型トイレは現役だった。

高原川に流れ込む吉田川の水流で涼しい風が吹く。
自転車漕いでる人にはさぞや心地良い風なんだろうなと思う。しかし他力本願なトロッコに乗ってる自分らには「あぁ、涼しいね」と少し思える程度の風。

もちろん使用されてはいないが線路脇には往時の施設がそのまま残っており、鉄ちゃんも喜ぶかもしれない。鉄ちゃんは嫌いなんだけどね。

神岡大橋駅周辺では民家のすぐ裏も走る。

最初のトンネル「神岡第2トンネル」通過。
スリルを味わうためにカブのヘッドライトは消されたままであったが、直線なので出入口から光が入って真っ暗というところまではいかない。


 (34.7M)

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