南吉生家付近 その3

畳屋奥に置かれていた自転車。恐らく今でも充分使えるのではないかと思われる。店の奥に置かれているのも何か変な感じがするが、店先に置くと不埒者に持っていかれそうなのでしょうがない。

生家裏口方面を撮影。こちらは二階建てになっているのが分かる。

南吉がその最期を迎えた「はなれ跡」。南吉は中学校時代からこのはなれで寝起きをしていた。
南吉没後も残されていたが、昭和34年の伊勢湾台風で倒壊してしまった。現在は民家の玄関先に簡単な説明版がたてられているのみ。
南吉が中学生時代にも一度風呂からの出火で全焼、その体験を弁論大会で発表し、二位をとった。

はなれの前にある常福院。南吉の異母弟益吉の墓もここにある。境内の大ソテツは半田市の文化財。
南吉はこの寺の盆踊りに訪れていて、「久作君の話」等にも登場する。

常福院境内の井戸。
こちらは現役でポンピングすると水が出る。

光蓮寺前の道。生家付近は特に道が狭く、駐車場所も見つからない。

光蓮寺。南吉はこの寺の住職に英語習っている。なんとまぁハイカラな住職だろう。
南吉の戒名「釈文成」を考えたのもこの住職、南吉をかわいがっていたようだ。
「ごんごろ鐘」はこの寺の鐘の話。

写真だけ見ると「常福院」と区別がつかない。

岩滑の氏神である八幡社。
南吉が生家とはなれを往復する際に通っていたとされる。

生家付近も整備がすすめられており、前回来た時はなかったトイレが設けられていた。
生家駐車場のすぐ横。

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