別府秘宝館 その1
(別府市  2010/3)

伊勢の国際秘宝館をはじめ、各地の秘宝館が姿を消していく中で現役で残る秘宝館。INDIVISIONからも秘宝館本が出版されており、隠れた秘宝館ブームということで訪れてみた。
秘宝館の中では珍しく館内の撮影が禁止されていないので個人HPでも数多く紹介されている。大半のHPで面白おかしくレポートされているのだが、昭和枯れススキチックというかもっとエログロを想像していたせいか全く面白みを感じなかった。これなら秘宝館ではないが兵庫の「ナゾのパラダイス」の方がまだイメージに合うくらいだ。どうも他の秘宝館と比較してもここはどうもイマイチのようで、ここを見て全ての秘宝館がそうだと思ってはいけないらしい。
とにかく面白くない、全く面白くない、近くに行って金と時間に余裕があれば寄ってもいいが、ここを目的に行程を組むのは秘宝館マニア以外はお勧めしない。

住 所 別府市鉄輪渋湯338-3
(0977)66-8790
入場料 大人1,000円
駐車場
開館時間 9:00〜不明
休業日 年中無休
H P 公式HPなし、個人HPにてレポート多数

別府の主力観光スポット「地獄めぐり」の前にある「別府秘宝館」。建物の前は地獄めぐりや屋台のお客さんがたくさんいるのだが、「ついでに入ろう」的なムードは無い。
まぁ人目もあるし家族連れなんかじゃ入らんわね。かくいう自分も筆皇と一緒ながら入るのに若干勇気が必要だった。

入口で料金を払うと福引券がもらえる。しかし券をよく見ると福引は別途300円が必要。このスポットで「昭和」が感じられる数少ない要素の一つだ。

一面ピンクの館内は奥に長細い造り。整然とはしているが、秘宝館にあるべきだと思ってるゴチャゴチャ感やエログロ感はない。

入口付近は民俗資料館となっており、日本の道祖神や世界のシモ系アイテムが展示されている。

写真はパプアニューギニアのペニスケース。
彼らは我々がネクタイを選ぶようにTPOでチンコケースを変えるらしい。勃ったら抜けなくなったりしないのだろうか。

個人的にこの資料館で一番のヒット作品、チンポコによる「見ざる、聞かざる、言わざる」像。
これならストラップにしても売れる…かもしれないねぇ。

江戸チックな人形による四十八手人形群。
一番右端の体位はチンコが天を指す青春時代では不可能だったが、角度が落ちた今なら楽しめるはず♪
…でも、…まぁ、嬉しいことじゃないわね…。

ヒンドゥー系の交接人形。
結構こんな感じの人形はあちこちで目にする。まぁ展示もとりあえず置いときました感が無きにしも非ずだが。

 
日本の県別道祖神。
左の写真(福島県)の「女性が泣きながら祈祷すると子宝に恵まれるという」というキャプションを読んで、その場面のイメージが頭に湧いてくる。
「ひー、ひー、ナニにナニをナニしてください!、お願い、ひー、ひー」……。

とりあえず道祖神より自分の想像に少し前かがみになる38歳。そろそろエロ写真よりエロ小説に興奮する年齢になってきたのだろうか。

実物大人形コーナーに置いてあった立体映像投影機。
機械が古いのか、よく目を凝らすと中央部に何となく何かが見えるのだが、その「何か」が分からない。

もしかしたら機械が古いんじゃなくて、人間のそうした心理をついた機械なのかもしれない…それならそれで大したものだが恐らく古いだけなんだろう。

 
実物大人形。
何やら女優の名前が書いてあったが撮り忘れたので不明。
右は女優の名前は分からないが「エマニエル夫人」という題名が分かれば充分。犬が下着の紐を引っ張るギミックになっている。

 
実物大人形シリーズ第二段。まぁ正直どうでもよくなってくる。

人形の写真を撮って立ち去ろうとしたが筆皇はまだ立体映像が諦められずに目を凝らし続けていた。
あの粘りがコンパで発揮できれば新しい彼女もできるのだろうが。

巨大男根神木とゆかいな男根たち。
これ系は田懸神社なんかで食傷気味なのだが、浮き出た筋は別。なんか力強くて良い。

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