北淡震災記念公園 その3

お約束ながら止まった時計は震災の時間。

お約束ながらカレンダーも震災の年月。ただしこちらは経年劣化で色が変わってしまっている。


当時は幼かった写真のライオン達も今では立派な老ライオンだろう。ウサギはこの撮影の直後、子ライオンに食われたらしい。

台所と座敷以外は改築されている。
こちらは毎週火曜日、震災体験者が当時の様子を語る「震災の語り部」に用いられる部屋。


座敷は家屋のズレ(というか傾き)を見せる部屋となっている。
どうでもいいが自分が撮った写真はデフォルトでこの部屋くらい傾く。

補修はしてあるが壁にも震災の傷跡が残る。

建物のすぐ隣、庭に残る断層はまっすぐ保存館に向かって走る。

地面が120cmもずれるなんて普通の感覚では想像もつかない。

メモリアルハウスの庭に建てられた「活断層ラボ」。
地震の仕組みなどパネルや模型を使って分かりやすく説明している。

備え付けの3Dメガネをつけると立体に見える地図。


メガネつけて見てみようと思ったが、自分以上にオイリーなおじさんが使ってたのでやめた。

愛知県にも大きな被害をもたらした濃尾地震のジオラマ。
残念ながらよく分からなかった。

活断層ラボから見たメモリアルハウス。表面を草が覆っても断層のずれがはっきり分かる。

震災と同じ震度7が体験できる「震災体験館」。


雨で試合が延期になった甲子園出場校の生徒が見学に来ていた。
震度7とはいえ、さすがに絶叫系マシーンほどの動きはない。ついついそういった感覚で乗り込んでしまうため、彼らの顔にも笑顔が浮かぶ。

自分達も乗り込んで体験中。
アトラクションのつもりで乗ればたいしたことないが、自分の家がこれだけ揺れると考えれば地震の恐怖というものも少しは分かるというものだ。

震災後、被災者(子供)が描いた絵。
たくさんの人が死んでいる。大人になっても地震の時の恐怖がフラッシュバックするんだろうな。

こちらは映像コーナー。
模型や説明もいいけど、やっぱり普通の映像が一番よく分かるということらしく、たくさんの人がじっくり見ていた。

駐車場と記念館の間にあるセミナーハウス。特に展示などはなく、研修、会議に用いられている。
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